
CANONの高級単焦点(超)望遠レンズ群。そのなかでも(比較的)買いやすい価格のEF300mm f2.8L。ついこの間新型のIS付きが発売されたばかり。これらのレンズに共通して装備されている機能にフォーカスプリセットというものがある。ある位置でフォーカスを合わせてメモリさせておくと仮にリングを動かしてフォーカスがずれても一発でメモリ位置にフォーカスを戻してくれる機能だ。例えばねぐらから飛んでくるタンチョウを追いかけて撮ったあとにまたすぐにねぐらへフォーカスを合わせて次に飛び立つタンチョウに備えるといった技が可能になる。フォーカスプリセットはフォーカスリングの後ろにある白いリングをどちらかに回すと機能する。これはEOSのモードがMFでも機能するので動画を目的とするにも便利な機能。ただしEOSに電源が入っている時だけの機能、よく考えれば当然のことだ。電源が入っていなければメモリ機能は動作しないわけだし。
つまり通電しないM4/3→EFのマウントアダプタには使えないということになる。よってGH2を使った夢のEFロクニッパは置きピン以外に使えないうえに置きピンにするにしてもEOSでフォーカスを合わせてからボディを変えるという技が必須になる。フォーカスリングを動かしてもフォーカスが全く動かないのだ。サンニッパで動画を撮るならボディは電源の入ったEOSしか使えないってことになる。
そうなるとGH2ではこういう構成が考えられてくる。GH2+EF70-200mm f2.8L。このレンズはフォーカスプリセットがないのでレンズに通電していなくてもフォーカス操作が可能だ。ズームレンズなのでフォーカスプリセットは現実的な装備とはいえないということだろう。焦点距離はノーマルで140-400mmとなり、ヨンニッパズームが出来上がる。ExテレコンではFHDで364-1040mmとなる。最大で546-1560mmだがその場合は720pだ。
構成としてもコンパクトなので三脚の耐荷重の問題もなく、ズームで前後長が変わらないので比較的バランスもとりやすい。