
都内某所の某店舗ではアレをぶち込んでいるのだが、自分の場合ぱっと見わからないようなModをしたい。このコンセプトはTAMの時から変わってはいない。そのための度重なる洗浄とRetr0Brightでありレトロ機への愛なのだ。
手元に余っているのはMacmini G4、TAMに内蔵されたままのMacmini C2D、VIAのPico-ITX。どれも実用にはどうしようかと悩む代物。でも新規に何か新ハードを購入してやるほどMacやPC環境に困ってはいない。しかもPippnのボディならこの辺のものをぶち込んでもだいぶ余裕だろうと思いきや、意外とそうでもないのだ。PippinのCD-ROMドライブは5インチのSCSI、Pippin内部の体積の半分近くを占有する。天井に宙づり状態で設置されるのだが、その下部にくるメインボードのスペースはかなり狭い。
光学ドライブと電源を除去したPippn内部。
黒いヒートシンクの高さぐらいしか余裕がない。低発熱の低消費電力型SandyBridgeでもCPUクーラーを付けたらこんな隙間に入るわけがない。恐らく水冷ジャケットを装着してもこの薄さは確保できない。じゃぁどうする。
1. 薄いマザボを探す。
ファンレスでMacOSをどうにか動かすとなると最初に思い浮かぶのはMini-ITXのATOMマザー。その中でも群を抜いて薄いのがGiadaのMI-ION2。


側方排気の超薄ファンといいI/O部分のLow heightといい、これならPippinに入りそうだ。しかし通常のAtomマザーの2倍以上の価格とチップセットがIONというところがネック。Hacintosh化にIONはちょっと厄介だ。なんつっても新規にマザボ買う気にならないw。そうなるとノート型のマザボを置くっていうのも手ではある。MacOSが動くと実証済みのDELL mini10vなんかもアリかもしれない。最近中古市場に出回ってないけど。
2.光学ドライブをスリムにする。
一気にマザボの厚さに対する許容量がアップする。しかしせっかく安価に導入できる5インチドライブが入るのに薄型を入れるのは何か筋違いのような気がしなくもないw。しかし我が家にはスリムドライブが余っている。過去にTAMに組み込んだことのあるドライブを復元したものだ。もちろんトレー型。

とりあえずできるだけ資金を使わないということで今回はこの後者の方法でいく。そうすればMacmini系のロジックは排気ダクトごと内蔵が可能になる。Mini-ITXでもTDPを低めにしてファンの高さを抑えれば内蔵が可能なはずだ。
しかし、何入れようかね。Macmini入れても結局基本的に改造前のMacminiと拡張性変わらないわけで意味がない改造って言われればそれまでだもんね。これだからモニタ一体型じゃないMacって意欲がわかないんだな。