今の若者はアレですか、いいところMD世代なんですか、そうですか。

実家から回収命令が出たアナログテープ類の中には音楽用カセットテープも含まれている。膨大な量である。
高校時代はCDなんて高くて買えなかったしレンタルもそんなに種類豊富じゃなかった。「レコード」レンタルに足を運んだものだが、ダビングはカセットテープ。それだってお小遣いじゃノーマルポジションしか買えなかった。たまに奮発して買うメタルテープはやっぱり音が良くて特にお気に入りの音楽を入れて聴いていた。あとはもっぱらNHK FMのクロスオーバー11をエアチェックして聴いていた。オートリバースのタイムラグを少なくするために磁性体のない最初のテープ部分をカットする改造とかよくやったものだ。のちに自動感知型のオートリバースになってやらなくなったけど。

個人的な印象ではType II、いわゆるハイポジションの音質ってあまり良いと思っていなくて、そんなものにお金を使うならちょっといいType I(ノーマル)の方がコスパがよいと好んでTDKのAR-Xなどを使っていた。でもType III(FeCr:フェリクローム)とかレアものには憧れたものだw。自分の中ではType IV (メタル)は別格だった。特にTDK MA-XGはシャーシそのものが金属でできておりずっしりと重く、テープの回転音が妙に静かだったのを憶えている。お小遣いを奮発して初めて買ったメタルがそれだった。SONYのMetal Masterはシャーシがセラミックでできていたこれも高級メタル。

で、これらもデジタル化の作業をしようかと考えているのだが、いかんせん量がハンパない。USBオーディオキャプチャ装置で読み込むのもいいのだが、気が遠くなるような作業だ。昔レコードやCDでレンタルしてダビングした音楽アルバムのうち今でもCDレンタル可能なものはTSUTAYAで借りてきてiTunesに入れるっていうのが一番コスパがいいのかもしれない。
ところが、テープ時代から偏屈だった自分は普通のアルバムを借りずに12インチレコードにしか収録されていないいわゆる「12" Remixモノ」を集めたりしていたため、テープを聴き直すと「うお何だこのアレンジは」と自分でも驚く音源の数々でどうみてもTSUTAYAには置いていなさそうなのだ。困ったものである。

いっそのことテープデッキ買って当時の音楽に浸るのも悪くないかも、って全然本末転倒だなそれ。