1号機がG4 Macminiだったころは起動音もきちんとBOSEから出力できた。ところがintel Macminiになってからは起動音だけは内蔵スピーカーから出る。オリジナルTAMの荘厳な起動音を知っている古いユーザーには寂しい限りだ。せっかくのBOSEシステムから起動音を出せないのだ。
まぁそれは仕方ないとして、問題は普段の使用上での音。普通にiTunesを聴いている分にはBOSEサウンドを堪能できる。ところが何も音が出ていない時間が10数秒続くとスピーカーから「サーー」とノイズが出始める。再び音の出る操作(ビープでもFront Rawでも何でもいい)をするとノイズは消える。G4 Macminiではこの現象はなかった。
あくまで予想だが、intel Macminiでは一定時間音が出ないとサウンド関連チップの電源が一時的に遮断されるようだ。回路的にサウンド信号が遮断・遊離されるためにノイズが出始めるのだろう。音楽を聴かないときなどにはちょっと耳障りだ。
だがそのためにロジックをG4に戻すのはあまりよい考えではない。そもそもG4ではSnow leopardは動かない。ではどうしたらよいか。

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出力元を変えればよいのか。

で、買ってみた。USBオーディオ装置。
実は昔から1つ持っていたので試しにヘッドホンをつないで視聴してみたのだが、いきなり大音量。音量をどんなに絞ってもかなりの音量なのだ。似たようなUSB製品のどの評価を見ても皆同じように音量調節が難しいようだ。これをBOSEアンプに流し込むことを想像しただけで恐ろしい。

そんなわけで一緒に買った。
要するにボリューム抵抗だ。
これで音量を下げてBOSEアンプに接続する。

・・・大変よろしい。ただし、この抵抗はあまり効果がないようだ。ボリュームの上下に関係なく一定の音量が出ているようだ。むしろこのSound Blasterが音量低めに作られていると考えた方がよいだろう。ここはしっかりとこういったブランド製品を買うべきといったところか。音質はとってもクリアで良い。

で、肝心のノイズはどうかというと皆無!無音時間が長くなってもいっこうにノイズは出ない。常に通電しているUSBオーディオ装置はアンプへの電流を遮断することは無いようだ。
ただし難点がある。起動時、まだUSBがアクティブになる前は盛大にノイズが出るのだ。しかもアクティブになる瞬間「ボツッ」と強大音が出る。シャットダウン時も一瞬だが出る。だが、これさえ我慢すれば起動後の快適音楽ライフが待っている。

しかも今回の装置はマイク端子付だ。ノイズの少ないクリアな音声が取り込めるであろう。