実家の犬が今日死んだ、と連絡があった。
4~5日前から吐血下血が繰り返されていたらしい。
10歳半。
岩木山の麓のペンションで生まれたこの柴犬は、1ヶ月ほどボクの自宅でカミさん(同棲中)が面倒みたあとに実家に連れて行かれた。母親へのクリスマスプレゼントとして。あのときはそう、P10プリメーラ最後の冬に乗せていったんだっけ。道の途中で犬用のオリ買って。道の途中でトイレさせながら。
子供たちがいない夫婦だけの家にやってきたこいつ。エミリとは血統書上の名前で別の名前にしようかなんて考えているうちに結局そのまんまで呼ばれていた。二人で出かけるなんてことあまりしない夫婦なのにこいつが来てからはよく出かけるようになったらしい。妹たちや子供たちもこいつに会うのが楽しみで実家に帰った。我が家に笑顔をいっぱい作ってくれた名犬だった。

ペットを飼えばいつかは別れが来る。人だってそうだ。笑顔をいっぱい作ってくれても最後には必ず涙が伴う。もうしばらく犬はいらないと母親が落ち込む。でもこいつがいてくれたおかげで10年間楽しい時間が過ごせた。だから笑顔でおくってやろうじゃないのさ。感謝をこめて。ありがとう、エミリ。

でも今日は涙が止まらないなぁ・・・。


ちなみに写真は2000年8月13日撮影。1歳10ヶ月、夏毛で眉毛ができるのがこいつの特徴だった。LEICA digilux zoom。