
出張を終えて、カミさんの実家のある遠野へ。
今年は何でも岩手がブームとか?「どんど晴れ」やら「クゥ」やら何かと岩手がネタだ。
遠野というところは本当に田舎である。都会の人たちはミョーなロマンとか憧れを抱いているようだが、別な意味でも田舎である。住んでいたカミさんは「何がいんだべなーこんなとこ」という。そんなもんである。
ただ、やっぱり川の水や空気はきれいだ。星空も信じられないくらいきれいだ。河童が出てきてもおかしくない。
息子と義父。テーマパークもショッピングモールもないが、3歳児にはこういうところの方がいろいろ楽しめるのかもしれない。ただ、昨日までの雨で川は増水、魚は見られなかった。そのかわりヤブの中にはカエルがいっぱい。このへんならカブトムシやクワガタもいっぱいだろう。そう、店で買うものじゃないんだよね、ここでは。
泳いで遊ぶこともできるようだが、実は上流でトラクターや馬を洗ったりしているので要注意とはカミさんの談。
産直「ともちゃん」野菜やキノコが激安で売っている。手作りのパンもうまいよ。
実家で採れるズッキーニも超美味いよ。
最近は余生を田舎で暮らそうと遠野に移住する人がいるそうな。住む人がいなくなった民家を借りて自給自足生活しているとか。先日北海道を走っていても廃墟となった農家がいくつもあった。かつてそこには人が住み、子を育て、農業で生計が成り立っていたはずだ。廃墟を見るたびにそこを去ろうと決めた人たちはどんな想いで去っていったのだろうと考える。この遠野でも人が住まなくなった家は多い。妹一人のカミさんが寂しそうに言う「うちもそうなるのかな」。そんなところにあえて都会から移住するのだからよほどの覚悟が必要だ。単なる憧れやロマンで暮らし通せるものではない。そして田舎ほど人間関係がややこしいところはない。
医師不足も深刻らしい。有名な話だが、遠野市は10年間在住勤務することを条件に医師に最高2000万円の助成金と乗用馬1頭を贈呈するそうで、先日第1号が発生したようだ。どんな医師が来るのかね・・・。馬で往診とかするのかな。