
写真はHDDと光学ドライブのライザーカード。左下にはファンとスピーカのコネクタもある。光学ドライブのコネクタはスリムドライブ用のもので電力供給までこの端子で行ってしまう。この端子の延長ケーブルは現在存在せず、この部分に直接ドライブを接続するか、細かい50pinを全てケーブルにハンダ付け(両端あわせて100pin!!)して延長する以外に方法がない。特にTAMのドライブの位置では後者を行う以外にはないのだ。とても細かくて一般人が出来るレベルではない。TAM G4製作にあたり一番のネックはここであった。逆に言うとそれが解決できそうだったから改造を考えたのだ。
実はよくみると基板とはなっているが単なるIDE配線なのだ。このカードをケーブル化すれば光学ドライブの位置を自由に変えることが出来る。
どこのパソコン屋でも売っている。3.5インチ変換ケーブル。
たしかainexの製品。
カバーを外すと40本のケーブルが刺さっている。
奇数列と偶数列を並び替える。
ちょうど1←→2、3←→4、・・・・、39←→40といった感じで。
2.5インチのスレーブ側にピンヘッダのピンを44本全部差し込む。
ピンヘッダは2.00mmピッチのものにする。2.54mmピッチでは太い。ピンヘッダをそのまま差し込むとピンがコネクタに十分奥まで刺さらない。だから抜いたピンだけを刺す。
カバーをかぶせてしっかり圧着。はみ出たケーブルと2.5インチのマスタ側をニッパでカット。これでコネクタのできあがり。
ライザーカードをつけたところ。極性を間違えないように。