前回に続きまして、鍼灸整骨院の話です。

今日は国家資格ではない施術について。

まずは「整体」です。

整体という国家資格は存在せず、整体をどう定義するのかは非常に難しいです。

ボキボキやることだけが整体ではありません。

国家資格もなく、3年間の専門学校もありません。

極端な話、明日からあなたも「〇〇整体院」を開くことができます。

ある程度の解剖学的知識、独自の知識と経験さえあれば症状を治すことも出来ることがあるかもしれません。

「整体」と「整骨」は似てるけど異なるわけです。



続いて「リラクゼーション」です。

これは「マッサージ」と混同しやすいのですが、リラクゼーションとマッサージは別物です。

リラクゼーションはあくまでも心身をリラックスさせる目的であり、マッサージは治療が目的です。

リラクゼーションにも国家資格はなく、各会社でそれぞれ研修を設けている様子です。

見分け方に関しては、「マッサージ」と宣伝されているならあん摩マッサージ指圧の資格を持った人が施術しています。

資格を持っている人しか「マッサージ」と宣伝してはいけない法律になってます。

注意してほしいのは、リラクゼーション業界で働いている方々の中には解剖学的知識を持たないまま施術している場合があるということ。

これは私が学生時代にリラクゼーション業界でバイトしていたクラスメートから直接聞いた話でした。

ですから、心身のリラックスを目的とするならリラクゼーションでいいと思いますが、どこかが悪く、何か痛み等の症状があるなら鍼灸整骨院に通ってちゃんと治して欲しいと思います。

以上が国家資格ではない施術の話です。

次回はまとめに入りたいと思います。

それではまた~!