1991年にサンリツ電気から発売されたゲームギアの「ファンタジーゾーンGear オパオパJr.の冒険」。
アーケードで人気だったセガのファンタジーゾーンの姉妹的タイトルです。
サンリツ電気ってあまり聞かないメーカーですね。
現在も存続しているのかは謎ですが、1991年にサンリツ電気のゲーム開発部門はセガとの共同出資で設立されたシムスに移管されているそうです。
シムスについては現在は独立。ゲームソフトの開発や販売は今でも行われているようでサイトの作品リストを見ると配信専用タイトルが多いようです。
ファンタジーゾーンというのはそもそも何なの?という話ですが、おそらく広い宇宙のどこかにある地球のように人々が住み生活している惑星のひとつなんだと思います。←曖昧
過去に惑星間の公式通貨が乱れたことがあり、その原因がエリダス第9惑星の外貨を何者かが奪ってファンタジーゾーンに巨大要塞を建造したかららしいのです。
その時は宇宙協会の調査とオパオパの活躍により事件は解決したのですが、その後再び通過が乱れ人々が消えていく事件が勃発していまいました。
正体不明の何者かによってファンタジーゾーンは支配されてしまったのです。
その正体不明の何者かが、ある人物に一通の手紙を送っていました。
「ファンタジーゾーンは我々の手によってファンタジーゾーンGearに生まれ変わる。
英雄オパオパも我々の手中にある。手も足も出まい。素直に降参することだ。」
その手紙を受け取ったのは。オパオパの息子である「オパオパJr.」。
父や消えてしまった人々を救うために小さなマシンと武器を手に、単身ファンタジーゾーンGearへと飛び立ちむかうというお話。
舞台となるファンタジーゾーンは、カラフルでポップなまさにファンタジーな世界。
ホイッスルの音でゲームが始まる楽しい感じもファンタジーゾーンらしさ全開です。
敵を倒すと出てくるお金を集めれば、ショップでマシンをパワーアップできる強力な武器やエンジンがゲットできます。
8方向を自由に動き回れるオパオパで右に左に行き来して、ステージ上の中ボスを全て撃破すると大ボスとの対決に!
ファンタジーゾーンの大きな特徴で売りになっているのがその大ボスです。
個性的な見た目や動き、そして攻撃方法がとても愉快です。
ボスを倒した時に飛び出てくる大量のお金を拾い集めるオパオパの姿はなんとも言えない気持ちになりますが、ちょー気持ちいいです。
ところで、本作のストーリーにある
オパオパの息子が小さなマシンと武器を手に・・・
オパオパって、この羽の生えた可愛らしいキャラのことで、人工知能を搭載した飛行型ロボットとか命を宿した生命体なイメージを持っていたのですが、オパオパJr.のストーリーからだと・・
オパオパ(オパオパJr)は人で、羽の生えた可愛らしいマシンに乗り込むパイロットな感じしますね。
そもそもマシンはキャノピーが開いて人が乗り込めそうなデザインしてますし、それも良きかな!