1987年にテクモから発売されたファミコンの「アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃」です。
元は1986年に登場したアーケードゲーム。アーケード版はステージクリア型の横スクロールアクションゲームでしたが、ファミコン版は大きなアレンジが加えられ、まさに〝はちゃめちゃな〟なゲーム内容となっています。
天空からアルゴールの地に舞い降りた獣人族が一夜にして帝国を築くと、ライガーは平和の象徴である「平和の扉」を奪い去ってしまった。
人々は平和の象徴を失うわ、残虐の限りを尽くす獣人族は恐ろしいわの二重苦に怯え、これはたまらんと古くから伝わる予言書の一節を縋る思いで唱え続けた・・
「大地が獣に覆われし時アルゴスの地より戦士甦りてこれを救わん 大地が獣に覆われし時アルゴスの地より戦士甦りてこれを救わん 大地が獣に覆われし時アルゴスの地より戦士甦りてこれを救わん・・・・・・・」ブルブル ブルブル(((゚Д゚)))
その悲痛な祈りは遠くアルゴスの地へこだますると、なんと1人の戦士が蘇えったのだ!!
「我はアルゴスの戦士である!民衆よ、もう怯えることはないぞ!」
アルゴスの戦士は闘神インドラの力を借りて獣王ライガーを倒すべく今、旅立った。
行け!アルゴスの戦士!聖地アルゴールの平和を取り戻すのだ!
こんな感じのストーリーです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180809/16/fcboom/22/9a/j/o0700050714244460473.jpg?caw=800)
ゲームは基本スクロール型のアクションゲームですが、少々複雑なシステムになっています。
プレイヤーの操作は、はしる、しゃがむ、のぼるの基本動作に加え、ディスカーマーというヨーヨーのような武器を敵にぶつけたり、ジャンプで的を踏みつけ気絶させたりといった攻撃、また、ゲームを進めると手に入る〝くさりガマ〟で木や崖に引っ掛けて登り降りするといったアクションができるようになります。
腕力、胸力は敵を倒すことでパラメーターが上昇していき、戦士が強くなっていきます。
精神力は敵を倒すと〝精神力カプセル〟というアイテムが手に入ることがあります。
これを取ることで精神力メーターが増加し、その貯めた精神力を使うと「ディスカーマーの飛距離を伸ばす」「画面内すべての敵にダメージを与える」「体力メーターを回復する」という潜在能力を発揮することができるようになります。
ステージクリア型のアクションゲームとは違い、がむしゃらに突き進んでいっても攻略できません。
ところで、当時アルゴスの戦士のゲームソフトを買うと応募できたプレゼント企画で、1000名にアルゴスの戦士のオリジナルTシャツがプレゼントされたようです。
どんなTシャツなのかググってみましたが、画像が見あたらないのです。
もしかしてもう現存していないのだろうか??