それはいきなりやってきた。
僕より1日早い入社。
歳はかなり下。
でも先輩だ。
それなりに気をつかってやってきた。
でも彼は妙にツッパって損だなとは思っていた。
人数の少ない会社だから人間関係をこじらせたらめんどいのはわかってた。
が彼はそうしなかった。
彼には笑い話がある。
とあるクライアントへ行く際にケータイナビで行ったり~あるいても行ける距離だ~電話の出方がなってなかったり。納会の時に一人拗ねて別室にこもったり。どうもこれが決め手らしい。
社内でも客先でも?がついたらそうなるわ。
話がそれた。
夕方、お客さんから爆弾を落とされ会社でヒーヒー言いながら資料を作っていると社長室に社長、部長、彼が入ったまま。
多分、彼が辞表を出したのだろう、と思っていた。
ではなかった。
なんと、会社から辞めてもらったらしい。
エグいことに自己都合。
元々試用期間が終わる際に部長と次長は雇用に?だったらしいが社長が決めたらしい。
社長もかばいきれなかったか。
部長は数年後、彼に大きい仕事を任せられるかというとNOと、言った。
確かに社内では浮いていた。
でもまだ入って5ヶ月にもなってない。こんなことがあるのか。
自分は業績悪化によるリストラだけど上から呼ばれたときのショックはトラウマだ。
そして部長から話を聞いたが、過去辞めてもらった人が二人いるという。
これが世間の常識なのか⁈
明日は我が身だ。
気をつけなければ。
帰りどき彼の、デカイ声でのありがとうございました!が蘇る。
彼は若いのに二度めの会社からの退職要望らしい。
ならば、こんなに短い期間で切るなら敢えてダメだしをするのが、彼のためだが、したのか、わからない。
ただ部長も渋い顔だった。
唯一慕ってた部長から辞めてくれと言われたのだから。
部長には今度飲みに行こうと誘われた。
ええ、行きます!
ふと、隣の席をみると主のいない机かさみしくいた。
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