海を渡った若き侍 Part10 "竹迫幹起" | FC Basara Mainz Official Blog

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ドイツ7部リーグで優勝/昇格を目指すチーム”FC BASARA MAINZ”のオフィシャルブログです。

全国のBasaraファンの皆さん、こんにちは!
広報の松本です!

今回はこの冬でチームを退団した竹迫選手のインタビュー記事です!


竹迫幹起選手
1999年1月24日生まれの19歳です😊
渡独したのは今年の7月3日。
そんな竹迫選手にインタビューしました!

Q.なぜドイツで挑戦したいと思ったのですか?
A.大学での一年間、部活にもサークルにも参加せず、授業に行ってバイトをして次の日になるという、そういった大学生活を送っていました。やりたいこともないのに大学に通ってるだけでは意味がないと考え、このままでは何も得られずに大学生活が終わってしまうと思いました。やりたいことを自由にできるのは今しかないと思い、自分は何がしたい?と考えた時になかなか具体的に浮かばず、何が好きか?と考えた時サッカーが好きだ!と思いました。高校サッカーで満足できる結果も残せず、やり残した感があり海外でどれくらいできるのだろう、もっとサッカーを1から学びたいという思いと、サッカーをしながら他の事もいろいろ学んで自分の考えを広げたいと思いがあり、ドイツでの挑戦を決意しました。

Q.バサラで何を学びましたか?
A.試合に向けての食生活や、一つ一つの練習でのこだわり、全力でやることの難しさを学びました。特に、自分が苦手なのは戦術理解です。中学、高校と戦術などは考えずにただただ目の前のボールに向かって走っていました。"この場面はこうする、あと1.2歩寄る"など、細かいことがとても大事だということを知りました。また、自分の中では全力でやっているつもりでも、終わってみるともう少しできたと思うことが多々あり、自分は本当に全力でできていないんだと感じることもありました。

Q.この半期を戦ってどうでしたか?
A.とにかくサッカーについて考えることが多かったです。今まで自分が全然サッカーを知らなかったことや、考えることを避けてきたツケが一気に返ってきた気がして、初めて真剣にサッカーと向き合えた気がします。ドイツに来た当初は戦術をうまく理解出来ていませんでした。トップの試合に全然出れていないのも現実で、結果も全然残せませんでした。その中でも自分の長所や短所を見つけて、長所を生かすような練習の取り組み方もしました。今考えると気づくのが遅かったことを後悔しています。またドイツ人は体が大きく小柄な自分のフィジカルでは中々上手くいきません。普段なら取られないところで足が伸びてきたり難しかったです。その中でも体幹トレーニングを学び、毎日やると効果も出てきて楽しかったです。初めて海外でサッカーをするという中で言語の壁は大きかったですか、時間が経つにつれて言語を学ぶことも楽しくなってきました。

Q.今後の目標を教えてください。
A.僕はこれからもサッカーを続けていくつもりなので、プレー出来ている事に感謝して、今後もサッカーを知り、楽しみたいと思います。また一人の人間としても成長できるように"サッカー、勉強、日々の生活"一つ一つの事に全力で取り組めるように努力します。

以上がインタビューでした😊
私ごとですが、僕がドイツに来て初めて観たバサラの試合でゴールを決めたのが彼でした!このゴールは僕の中で一番思い出に残っているゴールです!!
日本に帰っても竹迫選手らしく、頑張ってくれることでしょう😤

応援しています!

『共闘』
それでは!
Tschüss 👋