スペインでライセンスを取得し始めた2003年、日本のB級に当たるレベル1の講習会の技術の授業で、スペインでは日本で「ドリブル」として括られている技術が2つのまったく異なる技術として扱われていることを知りました。


スペインではボールをオープンスペースに運ぶ「コンドゥクシオン(運ぶドリブル)」と、相手を抜くドリブル「レガーテ(抜くドリブル)」は、まったく別の技術として扱われているのです。


そして驚くことに指導現場ではこの2つのドリブルに特化した練習は殆ど行われていないものの、試合では各選手がTPOを使い分けてこのドリブルを使いこなしていました。


今回、「スペイン流2大テクニック 運ぶドリブル&抜くドリブルをマスターする本」という本を川島和彦さんとの共著で出させて頂くことになりましたが、その中で私は理論編を担当し、この2つのドリブルの違いと習得方法について紹介しています。


嬉しいことに発売から1カ月を経たずに増刷されることが決まったとのこと。ご興味ある方はお近くの書店でご購入&注文ください。

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スペイン流2大テクニック 運ぶドリブル&抜くドリブルをマスターする本
(マイナビ)
価格:1,523円
A5判:160ページ
ISBN:978-4-8399-5007-1
発売日:2014年01月31日



運ぶドリブル&抜くドリブル