今回、1年ぶりに指導の現場に復帰することになりました。


受け持つことになったのは、エル・マスノウ(EL MASNOU)というバルセロナから車で30分程の港町にある同名のクラブのユースAで、前回率いたカステルデフェルスと同じくユース3部リーグ(Preferente)を戦うチームです。


スペイン・バルセロナ サッカー監督日記

図のようにユース3部はカタルーニャ州を4ブロック(バルセロナ、ジローナ、タラゴナ、リェイダ)に分けており、今回率いるマスノウはグループ2(ジローナ地区)なので北限はジローナ、南はバダロナとなります。16チームのリーグで4チームが降格しますが、マスノウは7試合を戦い勝ち点4の最下位なので目標は3部残留です。


ちなみにユース3部ではグループ1(タラゴナ地区)のコルネヤとガバに日本人コーチがスタッフとしており、グループ4(バルセロナ市)のオルタには日本人選手が1名所属しています。コルネヤもガバもバルセロナ近郊の街ですが3部の全64チームの位置を考慮し、バルセロナ近郊のクラブが県外のグループに振り分けられることも多々あります。ちなみに昨季はバルセロナ市内のグループに、フランスとの国境付近に位置するアンドラが振り分けられていました。こうなると移動が大変。