今日で震災から1年が経ちました。

1年前の今日、私はスペインの朝のニュースを見ずにオスピタレットのトップチームの練習見学に行き、そこで選手たちから地震について聞かされました。その時は頻繁にある日本の地震がたまたまこちらで報道されただけかと思いましたが、すでにニュースを見ている選手たちの表情はとてもこわばったものでした。そして家路に着き震災の状況をテレビで目の当たりにしたのです。

その数日後、私が率いていたU-16の試合で黙とうをしてもらい、さらに後日、オスピタレットのトップチームの試合で日本の在バルセロナ総領事も招き大きなセレモニーも行われました。オスピタレット市で活動している日本人ということで私とフットサルのコーチである渡辺さんがラジオの取材を受けましたが、スペインでも実に多くの人が今回の震災を悲しみ心配してくれました。

親戚の中には今回の震災で家を失った方もいますが、被害に遭われた方が少しでも早く日常生活を取り戻せるように祈っています。