コンビニ経営を行う上で、適正な人件費コントロールというのは
大きな課題です。
人件費を的確にコントロールできているお店というのは、
従業員に対してキチンと評価をしています。
働いて1年経つから…・。
よく頑張っているから…。
可愛いから…。
なんていう理由では、昇給させません。
きっちりと昇給基準を明確にしています。
昇給基準を明確にする事で、従業員本人にやる気がでます。
そうすると、従業員の中に
リーダー的存在(会社でいう中間管理職的存在)がでてきます。
このリーダーを作るという事が
あなたに大きなメリットを与えます。
経営者と従業員の意識の差、
感覚の差というのはあなたが想像している以上に
溝が大きいのです。
しかも、
1店あたり約20人の従業員を採用しているわけですから、
その20人がバラバラの方向を向いていると、
溝を埋めるすべはありません。
しかし、
そこにリーダー的存在がでてくると、
その中継地点になってくれるのです。
このリーダーにそんなに多額の報酬を
与える必要はありません。
時給50円。
人より高いだけでもリーダーは
認められた!選ばれた!という意識を持ち出します。
ところで、経営者としては人件費が
あがるからあまり昇給させたくない。
経営者として本音のところです。
しかし、コンビニの時給というのは
他業種と比べてもあまり高いとはいえないも事実
採用時と同じ時給が続くと従業員の
モチベーションが下がるのも事実です。
そこで、先ほどお話した昇給基準というものを
作る必要があります。
お店によって、考え方は違うでしょうが、
昇給基準はお店に対する貢献度で決定するのが
良いかと思います。
たとえば、
「クリスマスケーキの予約販売●●個以上獲得!」
「おせち料理●個以上獲得!」
「担当発注カテゴリー●%以上伸張」
こういった明確な基準を作る事で
従業員のモチベーション向上の効果も図れます。
その為には、従業員に積極的に仕事を
任せる必要があります。
難しい仕事は全部自分がやってしまい、
雑用ばかりを従業員にやらせるお店は
いつまでたっても人件費を無駄遣いするだけでなく
あなたの休日もとれない体制を作り上げます。
従業員を戦力化できている経営者は、
従業員の分析が良くできています。
この分析力は、天性の素質が大きいですが
もちろん努力で埋めることが可能です。
どの人にどんな仕事与えれば良いのか?
この人は、どんな仕事に向いているのか?
どんな事にモチベーションを持つのか?
(時給か? 責任感か? 感謝の声か?)
ただ、もし、あなたに自分の人間分析力に
自信がなく、従業員の分析を行っている時間も
ないなら、人間分析のプロに依頼してみるのも
良いかもしれません。