ワイン ローヌ


ドメーヌ・マズール・コート・デュ・ローヌ・レ・プラド2003


普段あまり飲まないローヌのワイン


グルナッシュ75%、カリニャン20%、シラー5%



ガーネット色でやや褐色のエッジ、乳酸のような香り、時間とともに煮詰めたようなカシス香、プラム、紅茶のような香り、ドライフルーツ、ナツメグのようなオリエンタルなスパイス

こなれたタンニンと共に非常にマイルドなローヌらしい口当たりが印象的。

ヴィンテージ的に過熟して濃厚すぎるのかと思いきや非常にスムーズなフィニッシュ、フランスのワインとして正統派な味わい

昨年はシャンパーニュとサンテミリオンをよく飲んだのだけれど、M・Oさんのブログという非常に優れた教科書もあるし、今年は南仏を学ぶのもいいかもしれない。









経済  上場っても天下りじゃん

東京証券取引所グループと大阪証券取引所が1日に統合して発足した日本取引所グループが4日、東証1部市場に上場した。初値は3740円となり、その時点での時価総額は2726億円と上場する世界の取引所で11位となった。東証と大証は2013年度中に市場を統合。海外取引所との競争で勝ち残りをめざす。

 新年の取引開始前に開いた大発会では、日本取引所のトップに就いた斉藤惇グループ最高経営責任者(CEO)が「魅力的な上場商品を拡充し、世界の投資家から選ばれるアジアでナンバーワンの取引所をめざす」とあいさつした。東証での初値は昨年末の大証終値(4300円)を13%下回った。中小証券会社など旧東証の株主が将来株式を売却するとの観測から売りが優勢となった。

 1日付で大証が東証を吸収合併し、持ち株会社の日本取引所に衣替えした。持ち株会社は東証、大証、上場審査などを担う東証自主規制法人、清算部門の日本証券クリアリング機構の4子会社を傘下に置く。7月16日には大証の現物株市場を東証に統合し、来年1月メドに大証が東証のデリバティブ市場を吸収する。

 上場する世界の取引所の時価総額は香港取引所やシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が1兆円を超え、日本取引所は11番目。昨年12月には米インターコンチネンタル取引所とNYSEユーロネクストが合併を発表するなど再編が加速する。東証と大証も合併で経営規模を拡大し、海外取引所との競争に対抗する(日経

$なんでも。-JPX


まあ正直なところ経済が都心集中型の日本で取引所は2つも3つもいらない、しかも地理的にも東京-大阪間は2時間程度、1つに統合したのは当然です。

海外(NYSEなど)の日経平均先物と大証先物の指数はかなり前からほぼ同じ値段で、投資家も同じと見ていましたからね。

日本は先物市場もどんどん統合されていますし、マーケットのあり方というのが進化してなければならない過渡期に来てるのでしょうね。
ワイン ジャック・セロス

JACQUES SELOSSE INITIAL Blanc de Blancs

ジャック・セロス イニシャル

平均樹齢40年のアヴィズ、クラマン、オジェのグランクリュ畑のシャルドネから造られたブラン・ド・ブラン。全て木樽発酵熟成、2次発酵後の瓶熟成は60ヶ月以上。手作業のルミアージュ、デゴルジュマン


クリスマスの泡は何がいいかな~といつも行く酒屋で相談していたら、「ジャック・セロスはあと2年ぐらいで引退する」という話を聞いて即決、当初はクリスタルかテタンジェにしようと思っていたがセロスが引退したらもう飲めなくなるもんねー。


すばらしい黄金色、細やかな泡、ヴァニラ、ブリュレ、ミネラル、オレンジピール、クロワッサンのイースト、密のような熟成感と共に樽のモルティさやビターな感じがうっすら出てくる。

この樽の酸化した感じが好き嫌いはあるとしても、完成度とバランスという面ではほぼ完璧なシャンパーニュではないだろうか。