フットボール アポナチオ
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)で7日、アポエルがキプロスのクラブとして初の8強入りを決めた。決勝トーナメント1回戦第2戦でリヨン(フランス)を1-0で破って2戦合計で並び、PK戦を制した。
1点を追うホームでの第2戦。前半9分、リヨンの守備的な布陣を鮮やかに破った。主将のハラランビデスが倒れながら右からクロスを送り、マンドゥカが左足でゴール。その後は、持ち味の堅守で粘りながら、ひるまず強豪と渡り合った。
勝敗を決するPK戦のキッカーは、すべて選手が志願。最後は、味方のGKヒオティスが左に跳んで相手PKを阻み、歓喜の瞬間を迎えた。オレンジ色に染まったスタジアムが揺れた。
ヒオティスはギリシャ人で、マンドゥカはブラジル出身、ハラランビデスはユース上がりだ。この日のメンバーだけで7カ国からなる多国籍集団。
さまざまな選手を率い、リーグ優勝21度の国内とは違う戦い方で勝利を手にしたセルビア人のヨバノビッチ監督は、「1点を取っても次の1点を求めた。選手は決然としていた」と胸を張った。
キプロスは人口約80万人の小国で、国内リーグの欧州連盟ランキングは21位。2009~10年シーズンからCLの予選方式が変わり、中堅・弱小国が本戦へ勝ち進むチャンスが増えたとはいえ、キプロス王者の8強入りを予想した人は少なかっただろう(
時事)

昨夜はCLのバルサ‐レヴァークーゼンとアポエル‐リヨンの試合が行われましたが、アポエルがキプロス史上初の決勝トーナメント進出に引き続き、ベスト8まで進出しました。
サッカーでかつてイタリアの固い守備戦術を
カテナチオといっていましたが、まさにアポエルのアポナチオでしたね。
CLの試合見る限りアポエルはどの試合もとにかく守備が堅い。
人数をかけてスペースを埋め、最後まであきらめないという、誰でもわかる基本的な事をしているだけですが、それを見事に90分間実行しています。
DFラインが深いのでエリア近くまでかなり侵入されるのですが、シュートコースだけはなかなか開けない、シャフタールやゼニトやポルトと同じグループに入ったグループリーグでは失点が0か1で、2失点したのが消化試合の1試合のみと、この守備は本当に素晴らしいです、次の相手次第ではもう1つ上も十分に可能性があります。
キプロス国民はもう少し夢の続きを見れるといいですね・・・。
もう1試合のバルサ‐レヴァークーゼンはバルサがアウェーの第1戦で1-3と勝利していたので結果はほぼ決まっていましたが、圧倒的な7‐1でバルサが勝利しました。
メッシがCL史上初の1試合5ゴール(いままではメッシ、シモーネ・インザーギ、プルソ、ファン・バステンの4人が4ゴールで記録)を決め、大会通産ゴールも最多タイに並びました。
メッシが史上最高の選手なのは紛れも無い事ですが、それでもレヴァークーゼンはアポエルを見習うべきですね。
昨夜はなでしこもありましたが、終了間際の失点で敗れましたね、PKも含め2点とも自分たちのミスだったので残念でした。