今日は別のキャンパスでの授業(これが大変なわけだが……必修なので仕方なく)。

駅⇔別キャンパスの間はバスでの通学となるのだが、帰りのバスを待っている時に聞こえてきた会話。

どうやら同じ授業を受けている女子グループの模様。

俺の後ろで、それも大声で話しているので、聞こうと思わなくても自然と耳に入ってくるんですよねぇ。



女子「PASMOにお金入ってないかも! バスがって1000円札で〝積み増し〟できるかな?」

女子〝積み増し〟・・・・・・?」

女子「そう、〝積み増し〟

女子「 〝積み増し〟って何?」

女子「ICカードにお金入れること、〝積み増し〟って言わない?」

女子「言わないよー」

女子「そういうときは〝チャージ〟って言うんだよぉー」

女子「えー。石川では言うんだけどな―」

女子B 「方言なんじゃない?」

女子「だねー」



ここでその女子グループの会話に入り込んでやりたかったですけれども、

そんなことできるわけないので、ここに書きますね←


名詞としての 「積み増し」 は、別に石川県の方言というわけでありません。

つみ‐まし【積(み)増し】
[名](スル) 積み増すこと。新たに追加して増やすこと。 
(デジタル大辞泉)

では、なぜ女子B女子Cに通じなかったのでしょうか。


答えは簡単。〝ICカードにお金を入れること〟の表記が、石川と関東では逆だからです。


関東(PASMO / Suica)では、

「チャージ(入金)」 や 「チャージ(積み増し)」と書かれているのですが、


石川県(北陸鉄道ICa)では、

「積み増し(入金)」 や 「入金(積み増し)」 と書かれているのです。

北陸鉄道は鉄道よりもバスが発達しており、バスの主な利用者は年配の方なので、
 
横文字の「チャージ」より日本語の「積み増し」にしたと言われています。

 
鉄道用語・バス用語という意味では、石川県の(というより金沢)の、方言といえるかもしれませんね。
 
(でも、かく言う私も、3月に金沢旅行をするまで、金沢の言い方を知りませんでしたけどね……
 
まあ、知識というのは人に説明できるようになれば、それは自分のものと言えるのでいいでしょう←)
 
 

ちなみに・・・・・・

関東でもバス車内でICカードにチャージをするとき、運賃機からは

「積み増しします」 「積み増ししました」 という音声が流れます。

日本語としては、「積み増し」が正しいのでしょうが、普段「チャージ」と言っていると違和感を覚えますね。


そして、英語の "charge" には、

日本語で使われる 「チャージ(入金)」 「積み増し」の意味はありません!

使えるのはrefill(米)、recharge(米)、top up(英)などですかね。

高校生の時に教えてもらっていたネイティブの先生(アメリカ人)は、

depositも使えると言っていましたが、辞書にはありませんでした。
                          *辞書での意味は、日本語で用いる場合と同様に「保証金」や、「預金」といったものです。

「預金」という意味が「預けて引き出す」イメージなのだと言っていたと思いますが……。

一応、インターネットのチャットを通じて、アメリカの生徒には通じたと思われるのですが、

本当に「チャージ(入金)」の意味で通じたかどうかは定かでないですね……。



さて、女子Cがチャージを終え、前のドア付近(乗車口)から

後ろ(女子グループが座ってるところ)に向かって、(車内に響くような)大きな声で一言。

女子「 バスの機械は〝積み増し〟って言ってたよ?」

それ以降の会話は耳に入ってきませんでした (偶然にもその女子グループは俺の後ろの席でしたが、

自分も隣の友達と会話を始めましたし、バス車内なので女子グループも静かに話していたからです)
 

そういや「バス車内は静かに」で思い出しましたけど、先々週だったか、バスがうるさすぎて運転手がキレたんですよ。

まあ、それは別のお話・・・・・・(あまりにも内容がないので、それに関して記事は書きませんけどね。