バイトでした失敗をショートストーリー(?)というかオムニバス(?)的な感じで連ねています。
この棒が入っているところで、話の内容は変わります(別の失敗談になります)。
いっぱいあるので長文に見えますが……興味のあるところだけでも読んでください(全部読んでくれると嬉しいな)
レジでの接客は基本的に1人で行いますが、お客様がレジに大勢並んでいるなど混雑している時や、
カゴに商品をたくさん詰め込んでレジに並ばれるお客様がいらっしゃった時などには、
売り場でフェイスアップ※1や品出しをしている店員が、袋詰めと揚げ物やタバコを取ってくるのを手伝います。
※1 フェイスアップ
商品が売れた後、棚の奥にある商品を最前列まで引っ張り出すこと。怠ると売残り感が出て、お客様の購買意欲を削いでしまう。
フェイスアップや品出しをしながらもレジの方をよく見ておき、そのような状態になったら、
お客様のご迷惑にならない範囲で走ってレジに向かい、混雑しているレジを手伝うのです。
ある日のことです。
この記事に書いた【女子大生か女子高生くらいの方】(因みに女子高生でした)が接客中のレジが混雑し、
品出し中だった俺は、すぐにレジのヘルプに入りました。ヘルプに入った直後、すぐにお客様が
「●●串を2本と、○○揚げを3個、それから□□チキンを1つください」と仰っていたのですが、
流石に覚えられませんでした。まだ売られている揚げ物の種類もきちんと把握しきれていないですよ。
女子高生店員がお客様の言われた通りにレジ打ちしたので、レジ画面には表示されているのですが、
女子高生店員が画面の前に立っている(お客様からお金を受け取っているから当然)ため、見えません。
戸惑っていると「●●串2本です!!」と言われました。この女子高生店員、声が低いので怖いんですよね。
また、2日目の時に【別の方】から「串は2本以上の時は透明なパックに入れる」と教わっていたにも関わらず、
揚げ物用の紙袋に1本ずつ入れようとしてしまい、「パックにまとめていれてください!」とさっきより大きな声。
さらには、手伝いに入ったはずなのに袋詰めが上手くいかず、全て女子高生店員がやり直し。
失敗して覚えていくことは当然なのだけれども、なんか嫌な失敗の仕方でした……。
レジにも慣れてきた頃、接客中に突然、手に痛みを感じました。
見てみると、そこには何かに引っかかれたような傷が。出血もしていました。
かなり痛いのですが、何の痛みかは全く分からない状態です。
レジの周りを見てみて、体(皮膚)を切れるものは、ハサミと………………
………………セロハンテープのカッターくらい。
セロハンテープのカッター?
ご存じのとおり、レジの横にはセロハンテープがあり、店のマークが印刷されたものと透明なものがあります。
もちろんそのセロハンテープはセロハンテープカッター台に付けられています。
そのカッターで切ってしまったようです。【別の方】にその話をしたところ、どうやら〝あるあるネタ〟のようで。
「私もたまにやっちゃうことあるよ。前には腕にザックリと傷ができたこともあるし」とか言われました。
怖いこと言わないで下さいよ~。と言っていましたが、内心はネガティブ思考なので色々と(自主規制
その後、腕を切ったことはありませんでしたが、手に無数の傷ができた日がありました。痛々しい。
検品作業にも慣れてきました。4日目には検品漏れがないくらいに成長していましたしね。
でも、慣れが危険なんですね。慣れてきたころに大きなミスをするものなんですよ。
今日、いつも通り検品をしていて――半分くらい終わったところだったと思いますが――
――誤って、検品するために使う端末の[終了]ボタンを押してしまったんです。
2日目の記事で書きましたが、終了をすると検品漏れを教えてくれるんです。
ただ、その場合、検品漏れしていた商品をスキャンしなおせばいいというわけではないんです。
通常の検品は、端末で商品Aをスキャンし、個数が合っていたら、次の商品Bをスキャンすることで、
商品Aの個数は伝票上の個数と同じであると書きこまれる仕組みなのですが、
検品漏れしていた商品がある場合は違います。漏れていた商品の商品名と個数が端末に表示されるので、
その商品を番重から探し出し、個数を数えて、個数を手入力するという作業になります。
番重内にある商品を片っ端からスキャンしては個数を数え……という通常の検品とは違い、
検品漏れ発覚後の検品は、表示された商品を探さなければいけないのでと――っても時間がかかるのです。
通常の検品で出る検品漏れは、慣れた状態ならば多くても1~3品程度なので、探すのも簡単なのですが、
半分以上の商品を探しながら個数を数えて入力など、到底できるわけもなく、
今日のバイトは検品だけで終わるのではないかと途方に暮れていた時、あることを思い出しました。
数日前、【別の方】が同じことをしてしまって、笑い話になっていたではないか……ということを。
その時、その場に居合わせて【別の方】から対処法を聞いていた人が、たまたま自分の前のシフトに入っていて、
その人が着替えetc.のために店内に残っていたため、呼び止めることに成功し、方法を聞き出しました。
もう一度[終了]ボタンを押して、[強制終了]の項目を選択し、[検品データ削除]で、
さっき行った(スキャンできた分と手入力分)のデータを端末(とそのホストコンピュータ)から消すことに成功。
あとは、もう一度検品の項目を選択して、通常通り検品するだけ!!
ああ、ちょっと時間がかかったけど、他の業務に支障がでることなく検品を終わらせることができました。
コンビニバイトに立ちはだかる壁として定番なものが、タバコです。
特に店員が非喫煙者や未成年者の場合は特に大きな壁となります。
少なくとも約160あるタバコの種類と、それらの一般的な略称、常連客が使う略称を覚える必要があるからです。
特に、一番人気の「メビウス」に関しては種類が豊富で戸惑います。

(JTホームページを元に作成)
バイトしている店で売られていない商品も(恐らく)入っているでしょうが、メビウスだけでもこれだけ。
加えて、メビウスは2013年まで「マイルドセブン」という銘柄で売られていましたので、
「マイルドセブン」や「マイセン」でご注文なさるお客様が多いんですよね。
それに「セブンスター」というタバコもあるので、「セブン」とか言われると意味不明!!
後ろに「おタバコは番号でお申し付けください」って書いてあるのに。読んでくださいよ(泣)
やっとメビウスにのタール数に10mgと8mgがあるという事実
(※その時点ではタール数によってライトとかスーパーライトという名前があるは知らない)を覚えた矢先、
「メビウス・ライト・ボックス」と言われた時は、暗号か何かかと思いましたね。
「申し訳ございません。おタバコの番号をお願いします」って言ったら、
「ふ~ん?分かんないんだ?」とお客様(オッサン)。面倒くさそうに棚の前で「メビウス・ライト・ボックス」をお探しに。
「48番だな」と言われたので、「こちらでよろしいでしょうか」、「ああ、合ってる」という会話。
すると俺の名札を見て、「へー。あなた、●●さんって言うんだァ?ちゃんと、覚えたからねェ?」とお客様。
「ヤバい、ヤバい、ヤバい。これはホムペとかから本部に『××店の●●店員がタバコの銘柄を覚えていなかった』
とか送られるパターンじゃん!?」と心の中で思い、心臓がバクバク。最悪クビを覚悟したその矢先、
俺の耳元に顔を近づけたお客様が一言、「頑張ってな!」と。
まさにこんな感じで↓
この美琴の心情が俺という感じでしょうかね。作品や前後関係が分かる方には納得してもらえる例えかと。
「ああ、接客業ってこういうこともあるんだな」、と驚いたのでした……。
また、「メビウスの1ミリ(=ミリグラム)をカートンで」というお客様がいらっしゃったのですが、
1箱ずつ買われる場合、レジの後ろの棚に陳列されている各タバコの下に
「メビウス
1mg」といったラベルが貼ってあるので分かりやすいのですが、
カートンともなれば、バックルームに行って取ってこなければいけません。
ですが、バックルームにあるカートンのタバコは、テキトーに山積みになっているだけなので、
どれが「メビウスの1mg」なのかを当てなければ提供できないのです。
メビウス10mg(メビウス、メビウス・ボックス)、8mg(メビウス・ライト、メビウス・ライト・ボックス)は見つかったが、
肝心の1mgが見当たらない。探しに探し、お客様に「お待たせして申し訳ありません」と謝っては探し、
見つからなかったのでオーナーに聞いたら、一発で出てきた。
なんでって……10mgや8mgの場合、カートンのラベルにも「~10」や「~8」と表示されているのに対して、
1mgの場合は商品名「メビウス・ワン -MEVIUS ONE-」としか書かれていない。
まさか、この「ワン」が1mgを指しているなんて思いもしなくて(一番おいしいとかそういう意味かと思った)、
また、3mg~10mg同様、青系の箱=メビウスという認識があったため、
目の前にあったのに提供できなかったという悲しみ。はぁ、不幸だ(上条当麻風に)。
因みに……というか失敗談の部分ですが、あまりにも番号で注文しないタバコのお客様がいらっしゃるため、
「タバコのお客様来ないでー」という心理、名付けて「タバコ恐怖症」に陥った俺は、
「□□チキンください」というお客様に対して「番号でお願いします」と言ってしまうというミスを犯しました。はい。
「え?番号?揚げ物に番号あるの?え?え?」となってしまったお客様、申し訳ございません。
まだまだ失敗はあるのですが、書いていたらキリがないので、この辺で……。