この時期、モード誌では今年の春夏コレクションの総括情報が載っている。

 

SPUR3月号、「加速するダイバーシティ」

 

「体形、年齢、性別にとらわれず “着たいものを着る” 時代が到来。

 

牽引するのは若手デザイナー」

 

トレンドがないのがトレンドという言葉が載りはじめたのはいつからか。

 

それでも、なんとなくのトレンドはコレクション総括では書かれている。

 

それより、目に止まったダイバーシティの記事。

 

今までのコレクションは、一つの美意識。細身長身の8頭身白人モデルがほとんど。

 

この時代に慣れている世代とはいえ、最近はこのダイバーシティに目が慣れてきている自分に驚く。

 

肌の色も、身長も、性差も、年齢も、何でもアリのモデルが服を着て歩いている写真に。

 

はじめは、なんだか違和感があったけれど、この多様性は昔からだったはず。

 

だって、あんなモデル体型の人間の方が少ないんじゃないか。

 

それを一つの美意識に当てはめるのが難しいってもんだ。

 

大御所のデザイナーが高齢で亡くなっている中、生まれたときから違う価値観を

 

持っているはずの若手デザイナーが新しい価値感で新しい服を生み出していく。

 

一つの美意識に消費者が合わせるのではなく、

 

作り手側が、一人一人に合わせる方が大変だと思うが、これが当たり前になる時代が

 

少しずつ近づいてきているのかもしれない。

 

世の中のコロナ禍の変化もそうだが、ファッション界も進化変化してきている。