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フットケアサロン「爪切り屋フットケアしろくま

看護師でメディカルフットケアワーカーのいしいゆみこですニコニコ

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点滴の種類はいろいろあって、その中でシンプルなものが

「生理食塩水」ですが、現場では、生理食塩水だけをずっと

点滴することは、あまりありません。

血液検査の結果を確認して、不足なものを補うという形になります。

 

  以下、ザックリまとめです。

 

輸液の目的は主に①静脈確保、②体液維持または補正、③栄養療法 で、

 

輸液の種類は主に①等張液②低張液③水分輸液剤④その他 があります。

①等張液(等張電解質輸液)

生理食塩水やリンゲル液(ラクテック®、ソルアセト®、ヴィーンF注®、フィジオ140®など)の製剤です。

体液と同じ浸透圧を等張、それ以下を低張、それ以上を高張と言います。

等張液を輸液した場合、浸透圧と細胞外液が等しいため細胞内への水分の移動は起こらず、

細胞外液量を増やすことができます。

手術や大量出血などの緊急時に等張液が使われるのはこのような理由からです。

等張液を輸液することで血管内の血漿量を増やし、体内循環量を保つ、すなわち血圧を維持することができます。

 

②低張液(低張性電解質輸液)

ソリタ、ソルデムなどの商品名でそれぞれ1~4号液があります。

①1号液

開始液と言われる輸液で、カリウムが含まれていないことが特徴です。緊急時など病態が不明な場合に用いられ、ナトリウムは生理食塩水の2/3程度含まれています入院当初は1号液から開始し、状態が落ち着く・病態が判明するなどした場合3号液に変更されるケースがよくあります。

②2号液

脱水補給などに使用され、カリウムが含まれています。あまり使用されることはないように思います。

③3こちらは持液と呼ばれ、必要な電解質をバランスよく含んでおり臨床でもよく使用される輸液です。

3号液500mlで成人1日に必要なナトリウムとカリウムを確保することができ、必要な水分・電解質を補給することができます。電解質輸液製剤では一番よく使用される製剤です。

④4号液

3号液からカリウムを除いた輸液で、1~4号液の中で最も電解質が少なく小児や高齢者など腎機能が低下しているケースや高カリウム血症のケースにも使いやすい製剤です。

 

③水分輸液剤

水分を補給するための輸液で5%ブドウ糖液などを指します。何も含まれていない水分だけの液体では浸透圧を保つことができず、目的の水分補給ができません。

5%ブドウ糖液は電解質を含まないため、ナトリウムをあまりとりたくない心不全のケースなどに用いられます。

 

④その他の製剤

その他栄養補給のために使用されるアミノ酸製剤(ビーフリード®、アミノフリード®など)、脂肪製剤(イントラリポス®、イントラファット®など)、高カロリー輸液製剤(フルカリック®、ハイカリック®など)、循環血漿量保持のために使用する血漿増量剤(デキストロン®、ヘスパンダー®など)などがあります。

 

 

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*以前私が書いた塩についての記事もよろしければご覧ください。

 

 

 

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