Evernote活用術の連載 2回目。
2回目の今回は、
「Evernoteで人生をコントロールする」をコンセプトに、自分の活用方法の1つ
1.GTDベースのタスク管理ツールをテーマに、Evernoteの活用方法について紹介します。
GTDの概念フローは左図のような感じ。
GTDには、
「Inbox」(一旦集積されるなんでも箱)
「すぐやる」
「次にやる」
「いつかやる」
「人に任せる」
てな感じでタスクを振り分けるフォルダの概念があります。
※GTDとはなんぞや?って人は、こっちをチェックしてみて。
土谷の成分の半分はマジメで出来ている、オレ。
(残り半分はメガネ。メガネならトータル10本ぐらい持ってる。)
そんなマジメなオレは、愚直にGTDに沿ってEvernoteにこれらのノートブックを作ってます。
※ここでノートブック名の先頭に「001」というように番号ふるのがキモね。
Evernoteにはノートブックの並び替え機能はないんだけど、
こうするとノートブックが数字の昇順に並びます。
GTDの概念にそって、発生したタスクや、Webクリップ、メールからEvernoteに転送した
ノートたちは一旦、Inboxに格納されます。
そのうち、タスクに相当するものを、優先度や重要度に応じて、以下のノートブックに振り分けて行きます。
「すぐやる」
「次にやる」
「いつかやる」
「人に任せる」
EvernoteでGTDをやる大きなメリットとして、タスクのノートブックへの振り分けの操作が
ドラッグ&ドロップするだけでいいんで、めっちゃ楽。
ドラッグ&ドロップ、Toodledoではできないんだよねぇ。
これが俺が、Toodledoを使わない最も大きな要因。
一個一個リストボックスを選択し直すのが、めっちゃストレス。
(後日、ToodledoでのGTDについても紹介します)
こうやって振り分けたタスクたち。
これらタスクたちを更に効率的に捌くため
TSUCHIYA ENGINEERING流一子相伝のノートブッック管理を紹介します。
これは数年の歳月、雨の中、風の中熟成させ、
GTD免許皆伝のオレしか許されていないノートブック管理です。
今回、AIP Cloud 3Daysのため蔵出ししました。

伝説のGTD創始者デビッド・アレン師匠は
教典「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」の中で
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「各フォルダに振り分けたタスクは結局やるんだから優先度付けは不要!」
とのたまっていますが、
TSUCHIYA ENGINEERING流GTDは「優先度は必要」との思想の元
「すぐやる」ノートブックのタスクたちを、着手する順番で
以下のように、1日の時間帯で更に細かく分けたノートブックで管理しています。
午前
午後1(13:00~15:00)
午後2(15:00~18:00)
夜1(18:00~21:00)
夜2(21:00~24:00)
Extra(24:00~)
こんな風に時間帯単位で、タスクを管理すると作業見積もりがやり易いんですよね。
1つの時間帯に多数のタスクが入っていると「こら、終わんね」が一目瞭然。
※Toodledoや、Nozbeだと作業の見積もり時間なんかも設定できてよりわかり易いけど
正直、見積もり時間って希望的観測が入り易く誤差が多いのが実情。
TSUCHIYA ENGINEERING流管理で十分っす。
そう、あれはまだ、オレがGTD2段だったころ
午前1(06:00~09:00)
午前2(09:00~12:00)
という風に午前中を細かく分けてました。
でも結局、午前1(06:00~09:00)のノートブックに入ったタスクは
「KBCラジオ 北方謙三水滸伝 を聴く」だけ。

日々鍛錬を積み重ね、不要なものは削ぎ落とすことが必要!
北方謙三氏には申し訳ないが、泣く泣く「午前1(06:00~09:00)」のノートブックは削除しました。
そうそう、タスクってPCからだけじゃなく、いつでもどこでも出先でも見たいですよね?
てことで、iPhoneやiPadからもEvernoteのタスクを見てみましょう。
iPhoneから見ると。。。あらステキ!
しっかり番号順にノートブックが並んでる!
[iPhoneからのEvernoteノートブック]
これで、いつでもどこでもタスクを確認できますね!
さあ、今度はiPadから見ると。。。
う~ん、Evernoteのノートブックレイアウトはお洒落なんだけど
並び方がイマイチなんだよね~
ノートブックのレイアウトパターンをユーザ設定とかで変更できたらいいのになぁ。
[iPad2からのEvernoteノートブック]

今回は、Evernoteを活用したTSUCHIYA ENGINNERING流GTDの基本をご紹介しました。
次回も、もうちょい基本についてご紹介したいと思います。
では、また!