妻の夜更かしの回数が増えた。
酒量も増えた。
もともと妻にこころの病があったため
指摘することは控えていた。
外出も、メールも、お酒も、夜更かしも
良い気分転換になれば、と思い言う事はしなかった。
そんなある深夜のことだった。
トイレに目が覚めてしまい向かってると
別の部屋から話し声がした。
トイレの隣の部屋だったせいか
話の内容も聞こえてくる。
・・・しばし耳を疑った。
友達と電話している声ではなかった。
あまえるような調子の声だった。
女性と話している様子はなかった。
ドアを開けた瞬間に電話を切った妻に
「誰?」 「○○(女友達)だよ」
そこからは追求しなかった。
たしかに○○かもしれないし
なによりこころの病が悪化してはいけない。
しかし、疑念は膨らんでいった。
この頃は、妻のこころの病を思いやる気持ちがあったのだろう。
と思う反面、携帯を取り上げてでも確認すればよかったとも思う。