ー強い少年サッカーチームを作り上げたい。全日本少年サッカー大会大阪府代表になりたい…
三十代、四十代の頃はここからスタートしていた。
今はない、簡単ではない事を知る。また異性関係と似ている。若い頃は「どうしても物にする」と鼻を穴を大きく開け、猛牛のように異性に猛突進しましたが、この歳になると当時のような姿はない。相手にしてくれるのはうちの奥さんだけ。この頃うちの奥さんまで相手にしてくれないが…仲はいい。お茶飲み友達で楽しい。
でも今現役の少年サッカー監督三十代四十代なら間違いなく「強いチームを作り上げたい。全日本少年サッカー大会大阪府代表になる」がなければあかんと思う。多少尖る方がいい。
新庄剛志日本ハムファイターズ監督就任会見で「優勝は狙いません。優勝狙える位置に終盤戦に居たら…」
この発言には奥深いと思う。新庄剛志さんが10年前監督になっていたならこのような発言はしなかったし、いやぁ、新庄剛志さんに監督オファーなんか絶対に来なかったと思う。
昨日火曜日、天王寺MIO10階にあるオームライス専門店でプリモ大阪監督矢野さんとランチをする。
一週間前連絡があり「会ってお話がしたいです」
プリモ大阪は今大阪少年サッカーでは強豪チームの仲間入りした新興勢力。金は正直今年度全日本少年サッカー大会大阪府代表になると思っていた。実際来年1月4日から開催されるワールドチャレンジカップ出場権を獲得している。また能力の高い。半年前に主力4人はJジュニアユースチームに内定している。5年も4年3年2年1年もいい。
昨日時間が取れたので矢野さんに会う。息子テウにそんなに年齢の差はない。
オームライスを食べながら話を聞く。
日本サッカー協会から「当委員会は事実関係含むそのたの要素について判断するまでもなく、原罰則には規定の適用に誤りが認められる為、原罰則を取り消すことにした」
「それなんの話?」
「私に大阪サッカー協会が課せられたペナルティ−への回答です」
矢野さんの名誉の為に言いますが、ペナルティ−を課せられた出来事は何ら問題はない事を先に言います。
その出来事は6月に起きる。
「矢野さん、このペナルティ−出たのは夏頃?」
「違います。ペナルティ−の期間は11月30日から3ヶ月間です」
プリモ大阪は監督不在でも大阪市地区準決勝決勝を勝ち抜き中央大会へ、一回戦で敗退する。当然矢野監督はペンチ入り出来ない。中央大会一回戦負けた後大阪サッカー協会から処罰ペナルティ−は解かれる。
何故、4種委員長と大阪市地区委員長はもう少し親身になって相談をしやな。話でも聞いてあげられなかった事に昔の大阪4種委員会の雰囲気を感じる。
「何で5ヶ月後やの?」
「分かりません。金さん。僕大阪市地区中央大会準決勝からペンチに入れませんでした」
「それ、どう言う事?」
「ペナルティ−発行は11月30日で大阪市地区準決勝決勝日が12月1日です」
最初にプログは書きましたが、強いチームを作り上げた。全日本少年サッカー大阪府代表になる実力を持つ。気合が入ったのにペンチに座れない。ペンチ座ったのは低学年担当コーチ。嘸かし悔しかったやろう…
「この間に4種委員長、大阪市地区委員長から何ら連絡あったの?」
「ありません」
「事情を聞く事もなかった?」
「はい」
「それはないやろう。なんぼ大阪サッカー協会の人が罰則を命じでも4種委員長大阪市地区委員長に色々事情を聞くやろう」
「ないです、それが悔しくて」
「ちょっと待って、ゆっくり聞かせて」
金を知っている人は分かっていると思いますが、故高島先生(高槻郡家代表)が大阪4種委員長を任期待たずに委員長から退いてからの大阪4種はおかしかった。10数年委員長だった人を池上さんを担いで大阪4種全体会議で降ろす。クーデターみたいなもん。金はそこに大きく関わった人間です。ただ金は感情的に動いたわけでもない。金は相談を受ける、北谷さんに「金ちゃん力貸して欲しい」と10回ほど有志たちで委員長倒す会を小まめに開いた。一つだけはっきりしているのはその後当時の4種委員長は日本サッカー協会から永久追放の処分を課せられる。
金はその後は4種委員会にも入らず我がチームで活動する。
矢野さんの話を聞いて久しぶりに「おい、大阪4種委員会。大阪市地区委員会。どうなっているの?」と思う。
矢野さんに「もう少し具体的に言って、日本サッカー協会には矢野さんが直接話したの?」
「違います。弁護士さんが日本サッカー協会まで行来ました」
「それちょっと前やな」
「はい、大阪サッカー協会から罰則の連絡があり。異議申し立てがあれば一週間内にお願いすると言われたので弁護士を立てました」
「矢野さん。金に弁護士さんが日本サッカー協会に出向いて提出した文面と大阪サッカー協会が矢野さんに罰則を命じた文面のコピーを金に見せて欲しい」