セルタ(スペイン)戦 前半終わって1対1。後半4点入れられて、1対5で負けました。スペイン少年より勝り何がスペイン少年より劣っているか?…

何もかも劣っている。

小さな力を最大限に引き出す能力と言うのか?センスと言うのか?トレーニングの成果なのか?それは分からん。

技術がある、身体能力がある、スピードがある、駆け引きがある…そんなんと違う、そんな表現でスペイン少年たちを評価できない。

金はセルタ(スペイン)戦の前、大きなミスをした。テウが試合一時間前本部に提出をしたら「今回の世界大会から8人制になっていた。昨日の監督会議はベンチからの指示禁止で紛糾する。

11制サッカーで戦う作戦をずっと前から立てていた。

25分ハーフの8人制。

正直、テンパリました。

谷川ヘッドコーチともう一度メンバー戦い方を相談する。

先取点はヴェジットが入れた。ラスト3分で失点して前半終わる。

後半4失点。ちんちんにされたのではない、あまりにも質の高いサッカーをスペイン少年がした。

試合後スペインチーム監督に「いいチームだ」と言われた。

その言葉が金の心臓に突き刺さる。

「よく、戦った」と労いを掛けられたようで…「何くそ」の反発力は金にはなかった。

金はスペインに勝つ事しか考えなかった。それだけに監督の「いいチームだ」が…

スペインチームの少年たちが日本の少年たちと何が違うのか?

一瞬一瞬の修正力が違う。女性の口説き方いっぱい持っている。

しっかり見せて貰った。勝負事は運が左右する、このスペイン少年チームが優勝しないかも知れない、日本少年チームがこのスペイン少年チームに勝つかも知れない。

金は久しぶり勝ち負け関係なく「参った」する。

ヴェジットは本当に頑張った。全力を出し切る。

午後5時から中国チームと試合。ヴェジットサッカースタイルに修正を入れる必要はない。

一試合一試合、世界大会で必死になって戦いながら修正力を得ればいいのだ。