金は「アバウトの金」と呼ばれる、もう一つは「まむしの金」とも呼ばれる。
ここ3年前ぐらいからセレッソ大阪お偉いさんに「ウジョンカップの1位決勝リーグをセレッソトップの練習場(天然芝)でさせてほしいと頼んでいた。
真剣に検討してくださった。返事が届いた。結論は無理だった。
無理な理由に驚きと無理の代わりの代案に感動を覚える。
セレッソトップの練習にはセレッソファンが大勢詰めかける、観客席は二千席。ウジョンカップ期間の舞洲に人が大勢集まることを把握している。
ウジョンカップ期間トップの練習がウジョンカップ試合と重なるのでもし1位決勝リーグを日本ハムグランドですると隣のトップチームが練習しているヤンマーグランドごちゃごちゃになり警備的に大きな問題があると。もし雷が発生した時、何処に逃げるのか?・・・観客席二千なのに三倍の六千人になると話す。トップの選手たちもこの時期(ウジョンカップ)は意識していると話す。
余談ですが、昨年の金の行動を感謝された。J2、3連敗中、セレッソの選手に元気を出してもらう為サンバダンシングチームとペルーの音楽隊をトップ練習場で披露した。選手たち本当に喜んでいたと話す。
金はまむし、アバウトだが、トップチームに迷惑になる、警備上正直絶対に無理だと知る。
代案には驚きと感動を覚える。
「金さん、1位決勝リーグキンチョウスタジアムでやればいい・・・」
「無理無理、1位決勝リーグ3チーム決まるのが午後2時、決勝リーグスタートが2時30分、移動する?無理無理です」
「じゃぁ、そのまま多目的グランドで1位決勝リーグして1位、2位、3位になったチームの選手たちはトップが練習しているグランドに行き、セレッソトップの選手たちから表彰される、そして記念写真を一緒に写す。セレッソ側からもカップを準備します」
金は自分の頬っぺたを抓った。
夢ではないか・・・と。
木曜日、第1回ウジョンカップ実行委員会の会議があり、この事を言うと「芝生、人工芝での試合は今は普通にできる、トップの選手に表彰され、記念写真を撮る、これ以上いいことはない」と話す。
上村さんが「二日目(最終日)の人工芝Gは103位~108位決めるチームにしましょう」と案が出て、みんなで了承しました。