30代前半、サラリーマンを辞めてブラジルにサッカー学校を(日本からサッカー留学生)造る動きをした。どうやろう・・・当時はとんでもない欲を持っていたと思う。
 
夢と欲が重なり合って何も見えなかったと思う、脳梗塞、全てを失っただけで命と家族があるだけで幸運だったと今は思う。
この前、妻の四姉妹が両親を連れて旅行に行った。親父さんは「俺は今、死んでもいい、幸せだ」と話していたらしい。妻の父親は今も現役で働いている、78歳、軽トラに乗って配達をしている。
 
若い頃、3年間だけ近鉄バッファローズの2軍選手だった。親父さんの趣味は少ない軍資金で競馬、大穴狙いと大スポ(ちょっとエロい大衆新聞)
 
私の80歳の母親も言っていた、昨年、兄貴と母親を韓国済州島に旅行に行った、現地で夕食を食べていると母親が泣きながら「今、死んでもいい、幸せ」と言う。
 
母親が兄貴と私にお願いをした「頼みますよ・・・母より先に死なないで」と上品な東京弁で話す*若い頃、母親は東京で住む。ここで兄貴が「母親が100歳まで生きたら俺たちは死んでいる」確かに兄貴も私も激しい生き方をしているので80歳までは生きられないと思う(笑)
兄貴がまだ突っつく「100歳の母親が棺桶に収まっている息子に、何で母親より先に死ぬのかと叫んだらシャレにならんでぇ・・・」と。それを聞いた母親は「今、死んでやる」と汚い大阪弁でわめいた(笑)
 
話を戻し・・・
 
先々週、鳥栖サガン対川崎フロンターレの試合があった。サガン鳥栖のベンチにはヴェジットOB会会長チョンフンがいる*サガントップコーチを務めている。川崎にはFWで健勇が出場している・・・
 
思った、妻がいつも言っている言葉「好きな事して、いつ死んでも幸せでしょう・・・」
 
続く・・・