馴染む・・・
 
試合をしている選手たちとベンチにいる指導者が一体感になる時がある。
 
めったにない事ですが・・・一体感になろうとする意識が生まれても、でもそれは・・・
 
ベンチにいるコーチの想像している以上に想像力が発揮してサッカーをいている時だと思う。
 
相手が2枚も3枚も身体能力があるチームとの試合で「自分たちのサッカーをしろ」とは言わないで「自分たちのサイズのサッカーをやろう」と話す。
 
言葉は魔法だと思う。
 
守備の意識が高まり、我慢をすればチャンスが回ってくる事を体で感じている。後半相手はベストメンバーできた。ボカボカ攻められる、耐える。ラスト5分のサッカーは相手のサッカーを解読している。自分たちのサイズのサッカーをくり広げる。
 
でも、先取点を取られた、怯まず自分たちのサイズのサッカーをする。シュートパスの連続からサイドに飛び出た少年の裏にシュートパスを出す、それをドリブルしながらニアポスト付近まで行ってグランダーの速いパスを送る、相手DFの裏にいた少年3人がDFの前に抜け出し得点をした。
 
正直、こんな波状攻撃、教えた事がないし、よう教えられない。自然に生まれるのがサッカーの最大の魅力たと思う。
 
オフサイドの判定だった。少年たちは審判に食い下がる。試合をゴール裏で見ていた長岡京の少年たちは「あれはオフサイド違う」とこっちのベンチまで声が聞こえる。
 
無意識にこのおっさん(キンコ)審判に抗議していた。
 
審判の下した判定は変わらない、重々理解をしています。少年サッカー指導者がやってはいけない事です。
 
審判していた相手チーム、コーチ、ごめんなさい。
 
判定は関係なく、少年たちとベンチにいるコーチが一つに一体感が生まれた事に嬉しくてたまらなかった。
 
たたが少年サッカー、されど少年サッカー