昨日、非常勤講師を務めている高校の卒業式があった。
 
もう20年前かなぁ・・・山田洋次監督の映画「学校」での卒業シーン。先生役の西田敏行といしだあゆみの生徒を送る言葉に卒業させる先生たちの思いが伝わる。
 
障害のある生徒たちが卒業する。
 
先生役のいしだあゆみが一人の女生徒に「一度も話しでくれなかったねぇ・・・」と涙ぐむ
 
もう一人の先生役、西田敏行は「誰一人、卒業するな!」泣く
 
非常勤講師を務める高校に漫画先生がいる。
 
ウジョンカップのイラストは全部漫画先生が描いてくれました。
 
ウジョンカップのイラスト「ラモスと東北のサッカー少年」を表現をしてくれました。
 
内容は東日本大震災で自由にサッカーができないサッカー少年たちがウジョンカップにやって来てラモスさんと記念撮影をする・・・20年後、少年たちは地元東北で立派な大人に成長している、当時11歳12歳の少年たちは学校の先生、消防隊員、パン屋さん、建築業、色んな職業で頑張っている、当時のキャプテンが20年ぶりに地元で少年サッカー同窓会を開く、その席にお爺ちゃんになっているラモスさんを招待する、ウジョンカップでラモスさんと記念写真、20年後東北でラモスさんと記念写真、イラストで表現された。
 
話しは戻し、ホテルで行われた卒業式、入場口前に「貼り絵」が飾っていた。
 
漫画先生が漫画コースの授業で生徒たちが上手く描けなかった絵を3年間捨てずにその絵(漫画)を貼り絵にした。漫画先生は「あなたたちが描いた漫画は何一つ捨てるものはない」
 
漫画先生の卒業生たちへの贈る(貼り絵)言葉です。
 
この先生、凄い。漫画コース科がスタートして1年目で漫画甲子園(全国マンガ選手権)に関西代表で出場させた