昨日私が非常勤講師務めている高校の担当科目の上司がいい話をしてくれた。

二日前、生徒が野球場でノックをして遊んでいてボールがフェンスを越えて隣の病院の駐車場に止めてあったベンツに当たる。

ここで問題はホームベースから打ってフェンス越えたらな文句はない。トスバンをする為フェンス近くてボールを打った。1人で野球同好会を作っている生徒。野球が大好きで、私は彼に「センスがあるが野球は下手くそ」と言ってやる。彼は「何!」と乗ってくる(笑)

ブログにも書いたが彼は授業でもっと野球をしたい為、体育の授業でやりたいスポーツを投票する事を提案した。上位5種目は授業に取り入れる事が決まった。野球は最下位の10位だった。9位のポートボールにも負けた(笑)生徒会会長選挙に出て負ける(笑)

彼は明るい、天然だ。上司と相談して月1は野球をする事に決めました(笑)

話は戻し、一向に生徒はボールを取りに病院の駐車場に来ない。ボールをベンツに当てられた怖そうな人がボールを持って野球場まで現れた。

学校に電話があった「学生証明書をあずかっている」

上司は(生徒指導の責任者)ベンツの持ち主に会いに行った。ブログに書きましたが清原のバットスイングを見てプロをあきらめた先生です。雰囲気は清原に負けてはいません。

ベンツの持ち主は上司を見て「先生はどんなスポーツをしていたの?」「野球です」「何処の大学で?」「大阪体育大学です*レットソックスの上原の先輩にあたる」「なんだ、野球か・・・野球人同士話はこれで終わり」

ベンツの持ち主は高校はPL、大学は近大、今は現役の高校硬式野球部監督をされている。

「先生は体大卒の○○を知っているか?」「剣道部の?僕と同級生です」「私の弟だ」

これで一件落着。

上司は「先生、よかった。実は話しながらビビっていた。見た目が怖そうでした」

上司に言った「相手も先生をビビったと思う・・・」

いい話を聞いた。昔はこんな出会いは沢山あったが、今は情が薄いと言うか、すぐ事件にしてしまうう・・・

話は変わるが、私は生徒に冗談で「○○先生、左手をポケットに入れる癖がある、何故か分かるか?・・・」生徒たちは仁義なき戦いの映画の方に意識をする(笑)