昨日、練習に23歳の教え子が訪ねて来て入籍の報告があった。

「明日入籍します」

「式は?」

「子供を授かったので式は後にします」

若いが不動産の仕事をしている。顔も男前、落ち着きがある。

もう一つの報告が弟がJリーガーになったとの話だった。直接を弟を指導していないが、Jリーガーになった道のりが素敵です。

大阪の無名の高校からスカウトされた。

身長169センチ、レフティーFW。どんなプレーをするかは見たことがないので分からない。

選手権もインターハイも一度も出場がない。学校に試合できるグランドもない。現高校2年生にもU-18日本代表のセンターバックもいる。北やんとこの選手だ。小6の時、韓国遠征にヴェジット助っ人で参加している。

プロへの道、レールは決められた感があった。Jユースから、強豪の高校チームから・・・

まんざらでもない。プロへの道。少年たちに「自分を信じろ!練習を人の3倍はしよう・・・必ずお天道様が見ている」と励みになる。

Jスカウトマンたちに敬意を表します。あなたたちが足で動いた分、Jリーグが栄える、少年、少女に夢を与える。

これからもう一つの山を越えなければならない。試合に出る事、出場ボーナス、勝利ボーナスを自分の手でもぎ取る、大きな夢が待っている。

「親父、喜んでいるか?」「はい!」

実は親父は高校の後輩になる。