昨日夕方、大阪のホテルで後援会設立総会に呼ばれた。役員の一人が同級生。前からの用事があったので断ったが、僕が今、一番気になる人がパネラーでシンポジウムに出席する。

急きょ、総会に参加した。その人は政治団体「一水会」顧問、鈴木邦男さん。鈴木さんは日本の右翼の中心的人物、カリスマ的存在。鈴木さんの講演を一度覗きたいと思っていたが、右翼の集会に行く勇気はない。「このチャンスを逃すな!」と思い、ワクワクしてシンポジウムに参加をした。

このシンポジウム面白かった。3人のパネラーが個性がある。個性と言うのではなく、ここだけは譲れない生き方がある。しっかりとしたバックボーンがある。

右翼の中心的人物、鈴木邦男さん。今も物議を呼んでいるゆとり教育を提唱、実行した元大物官僚、寺脇研さん*個人的には寺脇研さん男前な性格をされていると思う、著名人でゆとり教育を一番評価されているのがビートたけしさんかなぁ・・・もう一人は朴一さん、在日の世界では姜尚中さんと人気を二分する論客、この頃テレビで日韓関係が悪い、テレビ側は朴さんを韓国の立場でゲストに呼んで演出する。朴さんは嫌がっていたと話す(笑)

シンポジウムが始まった。喧嘩でも始まるかと思いや、何故か3者が巧くかみ合う。いやぁ、素晴らしいシンポジウムだった。

感じた事はこの胸にしまう。

その後、立食パーティーが始まった、挨拶された昭和歌謡曲で一番とされているちあきなおみさんが歌った「喝采」を作曲した中村泰士さんの「のガキ」が面白かった。

もう一人挨拶をされた90歳ぐらいのお婆ちゃん、品があって話される言葉一つ一つが魅力的。このお婆ちゃん、染織家、人間国宝の志村ふくみさんだった。

僕は話をする相手はいない。相手されない。「ルイラモスヴェジットの金です」通用する訳がない。

一人でテーブルでビールを飲み、エビのマヨネーズ炒めを食べていたら身長170センチ以上ある30歳前後の美しい女性に話しかけられた。

「役員の方ですか?」

「違います。友人が役員で黙って来い!と言われましたが、一度断りましたが、右翼の鈴木さんがパネラーで出席されると聞き総会に覗きに来ました」

その美しい女性は僕の前から姿を消し、5分後、その美しい女性は「一水会」の顧問、日本の右翼の中心的人物、鈴木邦男さんを僕のテーブルに連れて来て僕に紹介したのだった。

こんな事ってあっていいの?・・・

続く。