22日(日)長居スタジアムでセレッソ対レイソル戦があった。

予想通り先発から、柿谷・健勇のコンビが見られた。

その前に後半からブラジル人FWエジノに代わりMFで出場した10番選手が面白かった。身長165センチぐらい、Jリーグの試合でここまでボールを持つか?(ドリブルをする)ちょっと持ち過ぎだが「小さい選手が生き残るのにはこれしかない」と思うぐらいの気迫があった。メッシとは言わないが、ドブネズミがイタチに追いかけられ逃げる見たい、機敏に動く。

長女に聞くとその選手の名前は楠神。前はフロンターレにいた。

ボールを止めて一瞬に相手を交わす。二人抜いた所でパスを出していたなら2得点は出来ていたが、ボールを離さない。相手ゴールキーパー付近までドリする(笑)それに釣られて柿谷も健勇も縦にドリで仕掛ける。楠神は一体、何者やぁ?

メッシならともかく、小学生のようなドリブルする選手、日本では使ってもらえないと思った。あれ・・・(笑)楠神は野洲出身と分かった。

長居スタジアムから岩谷さんに電話をした。

「楠神は何者?乾より面白い、何処に隠れていたん?」

「金さんが知らんかっただけや、乾とはちょっと違うが・・・」

セレッソ監督クルピは楠神見たいな選手好きやなぁ・・・

話は戻し、柿谷・健勇のツートップ

その前に健勇が成長していた。90分間走り切る、技術も上がっている。1対1ボールの奪い合い一度も負けない。相手のセットプレーはいち早く自陣に戻り守備の要になる、二十歳の青年に見えない。まるで少年サッカー時代そのままに戻っていた(笑)プレーに余裕がある。後半途中から柿谷が健勇にワントップに指示し柿谷がトップ下に入る。二人のコンビプレーから生まれた柿谷の得点。

高速パス回しからの健勇のジャンピングヘッドシュートがバーの内側に当たりコロコロをライン上に転がる。

入っていたらなぁ・・・奴は間違いなく日本のタッパのある選手のイメージを完全に変える。

公式の身長は187センチになっているが・・・実はもう少し高い。

三根が私に話した事を思い出した

「キンコ、あと3年待って、俺まだ身長が伸びている(191センチ)、関節のネジが緩い、今はただのどんくさいノッポやけど、ネジがしまると誰にも負けへん、健勇にも負けへん」

この話は三根がプロ契約した後、アメリカで開催されたU-18世界大会に出場してから地元大阪(お好み焼く屋)で・・・

*この大会日本代表がバルサU-18に1対2で敗れるが、その1得点は三根が得点をしました。