多分、少年サッカーの中では韓国少年サッカー事情に詳しい一人だと思う。

学園サッカーが中心だったが、ここ数年地域クラブチームが増え実力も付けてきた。学園サッカーとクラブチーム正直関係が良好ではない。学園サッカー指導者は地域協会、学校、親から給料をもらう。最低限保証されている。クラブチームは保証されていない分、生徒が増えれば利益になる。

学園サッカー関係者は学園サッカーは鍛える。クラブチームは楽しむとされている。「楽しむ」奥深いのでコメントはひかえる。「楽しむ」の中には大人たちが親を巻き込んでの少年の夢をもてあそぶ恐れもある。

いずれ、学園サッカーとクラブチームの関係が良好になると感じている

韓国では体罰はなくなった。韓国はコンピューター社会、体罰映像が流れる。当時、韓国で全寮制の小学校で火災があり多くの子どもが犠牲になった。

その後、韓国小学校で全寮制の学校は廃止になり、小学校サッカーチームの寮生活も廃止になった時期でもあったと記憶する。

友人のパク監督は全国優勝を多くしている韓国では有名な監督です。選手に体罰もあったと本人から聞いた、でも10年前から体罰がなくなったと話す。理由を聞くと「息子が生まれ変わった」と話していた。

パク監督は今年韓国で一番大きい全国大会で準優勝を成し遂げた。決勝戦引き分け抽選*韓国ではPK戦はやらない。体罰なしで結果を出している。

チェ監督、パク監督が日本に来て一番驚くのが「日本の少年サッカー指導者は良く働きます。真似ができません」

韓国の体罰と僕たち少年サッカーに携わる体罰とやらとは全く次元の違うものだと個人的に思う。

19歳になると全ての男子は2年間軍隊に行く。2年間私たちには想像はつかないと思う。

韓国では体罰=訓練の一部とされていたと個人的に思う。それを結び付けるのが問題になっているが、徴兵制度がある国だから、そのところは日本で生活している僕には分からない。

私たちの仲間のきびしい監督が子どもたちの接するやり方は時には親父であり、ある時には先生であり、優しい隣のおじさんみたいな存在と思う。

この夏のウジョンカップでパク監督には驚いた、韓国では朝飯を重要視する。毎年おにぎりとインスタントの味噌汁を準備しましたが、今回は違った。朝ごはんの食材を韓国から準備して朝5時に起きて準備をして子供たちに食べされる。子供の接し方は韓国もなんら変わりはないと思った。

人の見ていないところでは本当に優しい・・・

私が少年時代、教頭先生に頭をグリグリされた事を今も覚えている。親父がいなかった僕には親父の匂いがした。面白い先生だった。

70歳近くなっているが、食堂で会うと「お前を小学校卒業させたのは俺だ!」と飯代をおごらせられる。

今日の川原さん、最高に面白かった。隣にいた私を意識して笑わせようとして・・・

「前半終わって、ある少年を捕まえて、カメラはないか?ビデオを撮っていないか?」と周りを観察しているパフォーマンスをする。

少年は笑いを我慢している表情だ。プロレスと同じだ、上手に手加減をしている。

頭をグリグリ・・・

越雲さんも最高だ(笑)負けじと

「少年を捕まえて、Uチューブにばらしてみろ!ただじゃすまさんぞ・・・」と頭をグリグリ。

越雲の兄貴は剣道日本代表の主将を務めた人物、現在剣道七段、誰よりも腕力を知る人だ。

体罰もどきを笑いにする・・・