過去のブログを覗く。その時その時の考え、精神状態が分かる。

今年の3月の韓国遠征は正直辛かった。受け入れ先の韓国でちょっとトラブルがあり受け入れてもらえず、未知の所で飛び込んで行った韓国遠征だった。

行かなければ相手チームが分からない。こっちは俺の背中に50人の選手、ブルックス、バモスの看板を背負っている。

きつかった、体も気持ちもギリギリだった。

K下部ジュニア監督が「金さんを知っています」と言ってくれて、こちらの思う遠征になりました。私は安心して遠征中寝込みました。

この過去のブログ。これいい・・・

「可愛い子には旅をさせる・・・」

余裕のある人は「数打ちゃ当たる」と人生経験になるとどんどん海外旅行に連れて行く。○○の下で遊んだ、○○の夕日は美しかった。○○の横で食事をした・・・素晴らしいと思う。私も余裕があれば我が子供に色んな国を行って肌で感じてほしい。本音は感じる事だけで十分値打ちがあると思います。

でも、私もルイラモスヴェジットに通わす下町のおかぁんとおとんたち「世界をどんどん観ておいでぇ」と言える余裕なんかない。今日、明日を一生懸命生活するのがいっぱいいっぱいと思う。

今年3月韓国遠征で9年目を迎える。韓国(釜山、水原)に遠征をしています。お母さんたちはお父さんの晩酌を減らしたり、刺身が蟹かまぼこになったりして、上手にやりくりをして我が子を韓国に遠征を行かせてくれています。

ヴェジット韓国遠征は「数打ちゃ当たる」そんな考えなら、2,3年目で中止になっていたと思う。少ない弾(遠征)でどれだけの有効打を打てるか?

俺たちには武器がある。サッカーと言う武器がある。

武器(サッカー)を持って海外で真剣勝負をする、*韓国の指導者は嫌がるが、一日4試合、5試合試合を申し込む。韓国チームが休憩取っても日本少年チーム同士試合をする。おかぁんに刺身が蟹かまぼこを食べさせられているお父さんの顔を浮かべると、根性が湧いてくる。そして子供の視線、子供の感覚で交流を体感する。

鍋に入れる食材が高級であっても、みんなが美味しいとは言わない。鍋に入れる食材がスーパーで午後7時過ぎ行き、5割引きの物でもみんなが美味しくないとは言わない。

キンコを韓国遠征を重ねる事で成長させてくれているのはヴェジットのおかぁんたちです。食材(キンコ)を上手に生かしてくれている。