そろそろ卒業シーズンだ。非常勤講師を務めている高校3年生今日で授業は終了。進学、就職とラストスパート。一つ感じていることは希望通り行かなくても学生は案外平気。高校時代頑張らなかったからと解釈はできるが、私は希望通り行かなくてもへっ込まない学生たちが好きです。

中学、高校と卒業式終わって少年サッカー監督に挨拶に来ることはない。たまに変な奴が挨拶に来る。ダウンタウンブギブギバンドがステージ衣装で着るような白の戦闘服を着て。バラの花束を持って・・・

彼女を連れてきているので「カッコいい」と言います。

何年か前、非常勤を務めている3年生が卒業前、私にこんなことを話していた「中学の卒業式、俺は白の戦闘服で出席をした。後日、決まっていた高校から入学が白紙になった」

彼は三重から大阪まで3年間通った。三重の強豪野球部で甲子園を目指していたと、本人は言っていた。彼は地元の中学の後輩に「俺みたいに卒業式、戦闘服を着るな」と・・・

「カッコいい・・・」と思った。

私の二つ上のサッカー部の先輩が高校卒業前、私に「俺みたいになるなよ・・・煙草もパチンコもするな。親戚を架空で死なせて練習を休むことはするなよ・・・」

「カッコいい」と思った。