今日、高校サッカー新人戦を観戦した。堺ナショナルトレーニングセンター人工芝9面を使って試合をしていた。1試合20分観たとして20チームは観ました。

ボールをしっかりつないで全般的にレベルは私たちの時代より数段技術はある。戦術的にもレベルが高い。ここ数年、国見、鹿児島実業が全国で好成績を上げれない。いい選手が集まらないのか?よくわからない。

私は大阪商業大学土のグランドで前園、遠藤、城、大久保たちのプレーを近くて見た。当時商大は関西学生サッカーでは強豪。そのチームに彼たちは高速ドリブルで大学生をちんちんに抜いていた。

数年後、彼たちは日本代表で活躍する。試合終わるとグランドをトンボで整備する。こんな事も目撃した、城が試合中、足首をくねって退場をした。私の友人の赤ひげこと飛田新地で接骨院を開業している長原先生が治療をした。そこに松澤監督がやって来て「ありがとうございました」と先生に挨拶をして城に「足首にバンテージをやらないからだ」と怒っていた。

当時の技術のある選手は何か泥臭い雰囲気があったような気がする。決して今が泥臭くないとは思っていない。

スペインサッカースタイルを目指しているチームも増えている。ロングボールを前線に掘り込むチームがめっきり減った。

私は今回高校サッカーを観てとんでもない個性のある高校生を探したが、みんなバランスのいいセンスのいい高校生がいましたが、中央からドリで仕掛けて相手DFを翻弄する、高校生はいなかった。あくまでも私個人的な意見。

目標としているサッカースタイルを完成するには戦術が先なのか?個が先なのか?

バルセロナは各カテゴリーからバルササッカーを指導する。7年後、メッシ、イ二エスタ、シャビがバルサを引退しても今のようなサッカーができるのかなぁ・・・できるのならこの先、サッカーはこれ以上面白くならないと個人的に思う。

育成期は多少、荒削りがいい。