二日前、一人のお母さんが9月初めに放映した毎日放送「ちちんぷいぷい」をテレビで観てメールをくれた。

「私は福島県福島市より○○へ母子自立避難してきました、小3の息子は念願だったサッカーチームに4月に入ったばかりでした。5月に入り、我が家の原発事故の影響の事実を知ってからは、心配で練習へ行くことをさせてあげられなくなり、せっかく揃えたサッカーボール、スパイクか使えなくなってしまい、彼も悔しがっていました。サッカーが外でできることを条件に○○への避難を決心し、夏休みを機にこちらに参った次第です。

だいぶ生活も落ち着き、やっと子供にサッカーをと思いましたが1歳の娘を連れ徒歩での送り迎えに躊躇してしまい、始めるのが遅くなりました。そんな時に地元の方からサッカー教室の提案を受け12月11日にサッカー教室を実施しました。その時の息子の笑顔が忘れられません、もちろん周りの子供たちの生き生きしていました。

そこでもっとやりたいと喜ぶ子供たちにのためにボールを用意してあげたいと思い大変心苦しいとは思ったのですが、支援の申し込みをさせていただきました。

まだ始めたばかりなので、少年用ボール、カラーコン、収納バックを支援いただけると助かります。子供たちは今のところ20名弱参加してくれています。今後も継続してやっていきたいと思います。

お電話でもお話いただきましたが、年明けで構いませんので芝の上でのサッカーも体験させてあげたいと思います。その時はまた支援いただけますでしょうか?

無理言って申し訳ありませんが、12月25日に第2回のサッカー教室を開催するのでそこにクリスマスプレゼントとしてご用意いただくのは可能でしょうか?

本当に申し訳ありませんが、ご検討のほどよろしくお願い致します。師走のお忙しい中のたくさんのお願いどうか許してください。

○○○○○・・・・・合同宿舎○棟○○○号」

*12月23日に届きます。お礼のお手紙、メールは必要ありません。お互い様です、これからです。

サンタさんにさせてもらえておおきに・・・