京都サンガ関係者から昼頃、電話があった。U-18日本代表FW三根和起(高校三年)が今日夕方クラブハウスでプロ契約をすると連絡がありました。

僕はサンガ関係者に「2年前、プロに上がれるのか?」と三根に聞くと「余裕」と答えた事を話すと「三根がそんな事を言っていましたか」と笑っていた。

短い電話だったが、奴に期待がかかっている事が分ります。詳しい事は話せませんが・・・

奴は異色な青年だった。ガンバ大阪ジュニアユース10番を付けてU-14プレミヤ世界大会日本代表(ガンバ大阪JY)で出場。ユース昇格も決まっていたのに中学三年の9月末、僕の家に夜10時過ぎ訪ねて来て「キンコ、俺ガンバ辞める・・・」

「ちょっと待て。誰もが簡単にガンバ入れないでぇ・・・この先、どうするねん?」

「俺は何処でサッカーやっても自信がある。高校上がるまでヴェジットでボール蹴らして」

「何でや・・・」

「俺、センターバックにコンバートするように言われた、俺はFW]

*あくまでも三根の話なのでガンバ側の裏は当然取れていません。取るなんかとんでもない。何で少年サッカー監督ところに来るねん(涙)俺には荷が重過ぎる。

ダメ元でサンガ育成部長に連絡を取りました。

「金さん、無理ですよ、ガンバが離さない。もう一つ全国から10人集めました枠がない」

三根は高校でサッカーする場所を見つける前にガンバ大阪ジュニアユースを退部した。

続く。