国歌演奏の時、ブーイングはあかん。非紳士的な行為である事は間違いがない。正直、不快感である。これがアウェーと決めつけて見るのも嫌です。じゃぁ、政治的な判断で物事を見たくはない。サッカーで起った事はサッカーで考え、解決、修正していかなければならないと思います。

僕は両国国歌演奏を韓国釜山で開催している機張JC杯開会式で行っています。チェ監督に「開会式で日本国歌を流して欲しい。子供たちに外国で試合する日本代表の気持ちを体感して欲しい」JC関係者と相談して了解をもらった。別に難しい事ではない、韓国では何かの行事をする時必ず国歌演奏するので一緒にお願いをしました。

僕は国歌を歌う事の考えは素人の中ではしっかりした理屈を持っています。「子供たちに国際試合の雰囲気を・・・」それ以外何の意図もない。

テレビで「このブーイング映像をFIFAに送れば分るだろう・・・」「ブーイングが起った時点で試合を没収するべき・・・」話される人はスポーツをトータル的に客観的に見る人が多い。もう一度言いますが、ブーイングは非紳士的だし、コメントされた人たち間違ってはいない。僕はブーイングした人たちの肩を持つ事もないし、理解しがたい。

サッカーとブーイングは切っても切れない関係です。ドイツがオランダ、ポーランドで試合するとブーイングが起きる。イングランドが北アイルランドで試合をすればブーイングが起きる・・・

*ブーイングとは関係ないが、イスラエルは元々アジア地域だった。W杯アジア予選で日本とイスラエルが同じグループに入ると日本代表はアウェー&アウェー2試合ともイスラエルでしました。日本政府が試合すると警備上責任が持てないからです。

僕はブログにも書きましたがアジアサッカー歴史のオタクです。アジアサッカーを語るには1966年イングランドW杯で小国北朝鮮がイタリアを破りベスト8に進んだ事を外す事が出来ない。

W杯の歴史で国歌演奏が行われなかった大会は1966年イングランド大会だけです。理由は?北朝鮮がW杯に出場したので「敵国の国歌を演奏できない」と当時のFIFAの答えです。

続く・・・