100歩譲っても野球道(日本プロ野球選手会)が正しい・・・

WBC2連覇をしている日本代表が第3回WBC参加をボイコットする構えだ。簡単に話すと過去2度のWBCでは約1800万ドルという黒字出しながら、日本への配分が不公平なものだった。利益の66%はMLBとMLB選手会に配分。*MLB(メジャーリーグ)
34%を残りの参加国で分け合うよう主催者(MLBとMLB選手会が設立した会社)が取り決めた。その結果、日本への配分は13%に過ぎなかった。2連覇しているのに。

日本はこの配分を承知でWBCへ参加している。ここからは僕の推測だが、オリンピック種目から野球が除外された今、世界一を決める大会に育てる為と思う。

今回、日本側の要求は配分については何も言っていない。要求しているのは国際的スポーツイベントでは当然のように認められている日本代表チームの「スポンサー権」とグッズに関する「ライセンス権」約日本円で10億円。*日本代表のため、日本国内企業が集めたお金までWBC主催者は独り占め。

WBC側は日本に譲る構えはない。逆に強硬な態度で「日本が参加しなくてもWBCは開催する」と言っている。その後「参加の扉はいつでは開いている」とちょっと軟化している。

ただ、心配なのは日本の天下の宝刀「思いやり予算」の名目で日本野球機構が自分たちのお金で10億円を選手会にばら撒くと、いつまでたってもメジャーになめられる。

ココからは「金ワールド」でのがきたい。僕が日本側の全権を任されるのならば、WBC側に200歩譲って、ある権利(夢)を日本野球で育てる。

続く・・・