天王山カップと黒いユニホームと鶴の恩返し②

天王山カップ二日目、順位決定戦でヴェジットは黒いユニホームチームと対戦をした。試合前、中野監督に「何時頃、京都を出発するの？」「５時頃」「閉会式が３時なので２時間練習ゲームやろう」「グランドは使用できますか？」「垣さん(鷲峰）にお願いしたら大丈夫」

黒いユニホームの中野監督とは三週間前岐阜で偶然に会ったが・・・今年の夏のウジョンカップにご招待をしました。何か気になる。

電話で「自分は野洲高、セゾンのサッカーが好きです」「岩谷さんに会ったことあるの？」「ありません、１度電話で話しました」「どんな話？」「私の息子（現中１年生）がセゾンのセレクションを受けました、岩谷監督から電話があり「愛知からどうしてセゾンに通うの？」と言われたので、もしセゾンに受かったら妻と息子を滋賀で生活をする予定です・・・」

「中野さんは？」「実家に戻って両親と一緒に生活をしています・・・」「妻と離れて寂しくないの？」「息子がセゾンでサッカーをやりたいと、妻にお願いをしました」「奥さん、文句なかった？」「妻は滋賀には三年間だけと約束されました」

京都で私は岩谷さんに電話をした「面白い男、紹介します」

その前に中野監督に「岩谷さんに今から電話するから、ここが勝負やでぇ。岩谷さんの信者になるか、岩谷さんの友人になるか根性決めて話や・・・」

「中野です、○○の親です。いつも○○がお世話になっています。岩谷監督、息子の親としてではなく、いちサッカー指導者として会いたい、意見を交わしたい・・・」

二人の会話を私は横で聞いてみたい・・・