今日、生まれて初めて岐阜の地を踏んだ。

俺はまだまだ修行が足りない。長良川付近の河川敷山と川に挟まれて仮設トイレ一つ、水道はない、自動販売機、コンビニ?あるはずがない。インスタントコーヒーを飲むお母さんも見当たらない。私は知らないお母さんでもコーヒーをお願いするぐらいコーヒー党です。グランドも縦45mの8人制、グランダーパスも自然に変化をする。集まっているチームも個性的だ。ユニホーム真っ黒なチームスパイクを履かない運動靴で試合に望む、歩いてサッカーをする。昔セゾンのジュニアチームがこんな感じだった。監督さんも強烈な個性の持ち主と感じ取れる、試合中無言で試合終わると私に無言で握手を求めてきた。会話はない。多分このチームとならば10時間ぐらい連続でサッカーゲームを続けられる。チーム名は分からない。早速松井さんに連絡をしてウジョンカップに参加して欲しい事を伝えた。ここに集まった岐阜の少年サッカーは南草津駅にご自宅のあるサッカー指導者の色がする。

周りの山には雪がしっかり残っている。まだベンチコートが必要*忘れました。私は岐阜の地でサッカーできたのでもう思い残す事はない。松井さんには来年大きな法事があるから参加できない事を言った。岐阜城を生で見れた事は感激、とっんがった山の上に城がある。攻め落とせない城だと思った。

ダンボール箱が50個山積みされていた。松井さんに聞くと「岩手、宮城で震災のあった少年サッカーチームの子供たちのサッカー道具(ゲームシャツ、パンツも含む)が流されてサッカーが出来ないと震災地の監督から連絡がありました、フェスティバルに参加してくれたチームに声をかけるとダンボール箱50個分になりました・・・」

松井さんは顔は洗い熊のようなだが、心の男前な人だ。いい一日だった。