広島に修学旅行に行ったヴェジットの6年生からお土産をもらった。
「楽しかったか?」「うん」「原爆資料館行った?」「うん」「どうやった?」「・・・」それ以上は聞かなかった。
個人的な意見だが、小学校高学年になれば一度は広島原爆資料館に行くべきだと思う。

昨日、NHK特集で「シンドラーとユダヤ人」のドキュメントが放映されていた。重い内容と思って5分ぐらい見てチャンネルを変えよとしたら、当時「シンドラーのリスト」で命を助けてもらった年老いたお爺ちゃんが「シンドラーは酒と女が大好きだった」と話される。恥ずかしいが私は「女が大好き」の言葉でテレビに集中した。
映画でシンドラーの人物像は多少は理解しているつもりだったが、正直、強烈だった。シンドラーと収容所にいたユダヤの人々の深い絆。ドキュメント見終わって涙が止まらなかった。
お金を稼ぐ為に渡ってきたシンドラーにユダヤの人々は資金を提供してユダヤ人を働ける工場を作る。シンドラーの会社(リスト)に登録されていると命の保障が保てる。
その後、戦争が激しくなり工場が閉鎖される。閉鎖されるイコール収容所にいるユダヤの人々はガス室のある収容所に送られる。

シンドラーは収容所にいる人たちを死に追いやっている軍の軍事部品を作ることで1200人のユダヤの人々が働く工場の閉鎖を免れた。
戦後、角度を変えるとシンドラーは軍に加担した人間として裁かれる。戦後シンドラーは逃亡する。シンドラーを匿ったのが、シンドラーのリストで命を助けてもらったユダヤの人たちだ。
つづく・・・