金コとウジョンカップ

サッカー技術はストップウォッチで計る。経済活動はカネで計る。ところが金コの活動は時間でもカネでも計る事ができない。
友情カップには最初から呼んでもらっているが毎回新たな感動を味わう。

その1 金コがブログで、氷屋が廃業したので今年は氷を配れないと書くとブログの読者が匿名で二日間50チーム分の氷を届けた。
主は北摂地区チームで息子がサッカーをしている魚屋さんらしい。

その2 ヴェジットの保護者は毎日100年名の韓国少年を4日間民宿させて来た。
それ自体が感動モノだが、今年金コが親のあまりの負担を慮って民宿をやめると、100名を施設の良いマンションに泊める支援者が現れた。名乗られてようやく思い出す同年生からの贈りモノだった。

そう!金コ(多くもない部員たちは親しみを込めてこう呼ぶ)の活動は友情でしか計れない。

ポリネシアの島々にかろうじて名残をとどめる寄与経済がカネ万能世界の孤島、

ウジョンカップに見られるとは・・・


                 高槻FC 樋口