アメリカ代表が強い。

昨年コンフェデ杯でスペイン代表を破り、決勝ではブラジル代表に2対0でリードしながら逆転負け。

前評判はいいのは分かっていたが 6歳からボールを蹴っている私はアメリカ代表の強さを何故か認めたくはなかった。

何故か? アメリカの3大スポーツ、ベースボール、バスケット、アメリカンフットボールがある。
アメリカは自分たちがワールドチャンピオンと思うスポーツには人気がある、興味がある。40年ほど前、ペレを当時のお金で20数億の契約金でアメリカプロサッカーリーグ・ニューヨークコスモスに入団して顔になった。その後も世界の一流選手がアメリカプロリーグに流れた。

その後プロリーグは破綻した。私は個人的にアメリカではサッカーはメジャーにならないし、強くならないと思っていた。

アメリカW杯でも自国開催で頑張ったが 別に魅力的なサッカーではなかった。日本でも人気があったレオナルド(ブラジル代表・鹿島アントラーズ)がアメリカ代表の選手に肘打ち一発入れて即退場。そこまでは良くある話だが レオナルドはW杯出場を取り消されてブラジルに帰らされた。

国に帰らせられるほどの問題だったのかな・・・

話は戻し 今回の南アフリカW杯でのアメリカ代表の強さは 評論家と私はちょっと違う
一つの攻撃を見ても基本に忠実だ。サイドからクロスが上がる、「中にクロスボール入れたから後は何とかしろ!」ではない、必ず3枚は相手DFの嫌な所に走りこむ。走りきってゴールを狙う。


そして90分間、リズム良く走りきる。他の代表チームも最後まで走るが、アメリカは余裕が感じる。

最後にもう一つ、サッカーにはあまり馴染まない言葉だが、日本人には理解できるはずだ。正々堂々と戦う・・・

何とか予選リーグを突破してほしい・・・

私はアメリカサッカーの強さは、他民族、多文化を受け入れてきた歴史にあるのではないか・・・