2008年11月8日の「コーチの部屋」から・・・

              宇宙人が戻ってくる

ディエゴ・マラドーナが母国アルゼンチン代表監督に就任する。マラドーナの数々のスーパープレーをここで話さなくても みんな分かっていると思う。1986年メキシコW杯で 実際アルゼンチン代表と戦った、韓国代表のDFにマラドーナの凄さを聞いた事がある。マラドーナのユニホーム引っ張れない、ユニホームが皮膚の一部になっている、まるで、素っ裸にオイルを塗っている感じ、ファールで止めようと膝蹴り入れようが びくともしない、マラドーナに(ファールする暇があれば、サッカーしろ!)と言われているみたいで サッカーの次元が違うと、(マラドーナは人間じゃない 宇宙人だ)と話していた。
監督就任記者会見で 記者がマラドーナに(国民の7割は、あなたの代表監督に反対していますが?)との質問に(私のファンになるか、さもなければ、アルゼンチン人をやめるべきだ)質問はつづく(失敗すれば名声に再び傷つくが・・・)(王冠を落すことを恐れはしない、逃げるよりましだ!)よくぞ言ってくれた。メッシたち喜ぶだろうな・・・アルゼンチン代表たちは マラドーナの戦術とか、選手たちを どのようにコントロールするか、多分どうでもいいと思う、ただ代表たちは マラドーナに試合後(よく、がんばった!)と頭を撫ぜてもらいたい為、サッカーをすると思う。何故か?選手たちは(俺たちが 世界NO1)と思っている。でも、一つだけマラドーナにお願いがある。

2年後の2010年南アフリカW杯アルゼンチン代表監督を務めている、そんな甘い考えは 私にはない、せめてこの先3試合は監督でいてほしい、私は マラドーナを見たい
サッカー界には マラドーナの居場所は悲しいかなない。
追伸:熱狂的なファンはマラドーナを神と呼ぶ、世界に一万人以上の会員のいるファンクラブ「マラドーナ教会」がある。ある少年が(サッカーはアルゼンチンの宗教の一つ、宗教には神(マラドーナ)がいるでしょう・・・)俺には絶対、ついて行けない世界だ。

*アルゼンチン代表が苦しんでいる、監督の采配、選手のコンデェションが悪いのが、不調の原因ではないと思う。私の捻くれた性格、独断で不調を調べてみた。答えは単純だった。つづく