渡船はいつもの渡船よしだ屋さんにお世話になりました。
この日は10人近い釣り人がおられ、「やはり梅雨時期か」といった具合。
(天気もそれほどよくないのに・・・)
さらに5船がひしめき合う状態・・・・・ヤレヤレ。
まぁそれでも冬季に比べれば全然少ない人数。
海上はうねりがあり以外と上がれる磯が限られたようですが、
渡船屋同士での無線やりとりで司法取引が行われた結果、私達は12番へ上がりました。
そうそうその前に重要な事件が!

実は私、ライフジャケットを忘れました・・・
当然仕掛け用の小道具一式もです。(最低最悪です)

何故か車に偶然あったライフジャケットと予備の小道具(ロッドケースに入れていた)、
足りないものはキャプテンに貸して頂きなんとか釣りが成立しました。
キャプテン、いいウキ貸していただきありがとうございました。
車にライフジャケットを入れていたSG社長にも感謝です。(勝手に拝借してすいません)
日振12番はテレビ新広島の「釣りごろ釣られごろ」であの石村仁さんが
寒グレ釣行で上がられていた磯で、その番組でもいいグレを多数釣っておられた名磯です。
期待を込めた第一投で釣れたのは、なんと私自身初めてのシマアジ!
35cm程でしたが、結構いい引きでした。
当然期待は高まりますが、それからは小アジの猛攻・・・
際・沖へ遠投・地側へ遠投とどこへ投入しても小アジ・・・
しかも相当小さく早い・・・
ウキにも群がってきます・・・
しかし、時々サラシが出た時にイスズミに混じって大きなグレが浮いてくる。
2人ともそのタイミングを狙い際釣り開始。私は一度だけヒットしましたが、
上がってきたのは50cm程?のイスズミ・・・
さすがキャプテンは何回かヒットさせますが、
イスズミと針外れやハリス切れのバラシ。(バラシたのはおそらく尾長)
途中、心が折れかけましたが、なんとか見回りまで際釣りを楽しみました。
そして瀬替りです。
何人か瀬替りする方がおられ、一人づつ下ろしていきますが、
表磯はうねりが大きくなり裏磯へ。
北の1番、4番と下ろして行き、私達は半ば諦めムードで
どこへ連れて行かれるのかと思っていると、船は予想に反してどんどん沖へ!
「まさかカモメ島界隈じゃないですよねー」「そんなわけないじゃろー」
みたいな会話をキャプテンとしていると、船は本当に島をほぼ一周して最沖へ!
なんと日振22番です!!!
2人してテンションMAXです!!!
「船長ー、ありがとうー」って叫びたい気分です!!!
22番の釣り座↓

22番に上がると満ち潮のいい潮が出ており、さらにテンションが上がります。
私が西側でキャプテンが東側で釣り開始。
潮は東から西沖へと適度な速さで流れており、やや私が有利な位置をいただきました。
今にも釣れそうでしたが、以外にも活性が低くなかなか釣れません。
時々30そこそこのクチブトや尾長が釣れますが、それでは不満足。
21番との水道から西沖へと向かう引かれ潮に目を付け、
真西を向いて投入してみると、一投目にヤツがきました!
ウキがゆっくりとシモっていき、見えなくなったところでラインが少しだけ走りました。
合わせると結構な重量感を感じた後、強烈な際への突っ込みをみせます。
尾長を確信し、BB-Xをズームアウト。(すでに自分に酔ってます)
何度となく巻いたり出されたりを繰り返し、やっと浮いてきたのは
やはり尾長グレ(ヤツです)。
慎重にタモ入れしたのは45cmの尾長グレでした。
体高があり前回より大きいと思ったのですが、ほぼ同サイズでした。
その後はもう一度ヤツらしきあたりがあり、磯際までは寄せますが、
痛恨の針外れ・・・
そして私はイサキを1匹追加して納竿となりました。
キャプテンは35cm程の尾長グレに40cm代のカワハギ2匹に40cm近いイサキを追加。
私の釣果(キープ)↓

最後はウネリはそうでもないものの、風による波が高くなり、
潮が満ちてきた事もあり2人とも波しぶきを浴びましたが、
放尿中のキャプテンを背後から襲ったあの波はやばかったですねー。
キャプテンは平気な顔してましたが、横から見ていた私は落ちると思いましたよ。
ああいう瞬間て本当にスローモーションですよね。
キャプテンはフィジカルが強いので大丈夫ですが、みなさま気を付けましょうね。
2回連続で尾長45cmが釣れた私は完全に天狗になってます。
次週の御五神では謙虚に尾長50upを狙います。
それにしても、あの状況で22番へ行ってくれた渡船よしだ屋の船長さん、
ありがとうございました。
次節は我々SGファミリーは御五神、会長は船釣り、
キャプテンはホーム真鯛というバラバラの予定ですが、
それぞれ楽しみましょうね、そしていい報告を。では
久しぶりに刺身写真 尾長の肩身とシマアジです↓
