初フルマラソン体験記(2) | ベイビーオイルの誘惑 ~A sense of unity~ FC.NOMAD&RAMSのブログ

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愛すべき男たちがベイビーオイルの誘惑を振り切ってピッチに集った。
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当日は快晴、気温も暖かかった。

着替えを済ませ、荷物を預けた。


俺はSANTAの和田君のユニフォームで走ることにしていた。



ベイビーオイルの誘惑 ~A sense of unity~


先にスタートするハーフマラソンのランナーがブロック別にスタートラインに並んでいた。


場内放送:「スタートまであと10分でーす!」


俺は駅でトイレを済ませていたのだが会場のトイレはどこも長蛇の列になっていた。

その列にはたくさんのハーフのランナーたちも混じっていた。


俺の心:ぜったい間に合わへんわ


場内放送:「スタートまで3分でーす!」


トイレの列はほとんで進んではいない。


俺の心:間に合うわけないやん。どーすんねやろ?


場内放送ではカウントダウンが始まり、やがてスタートの号砲がなった。


トイレに並んでたハーフのランナー達はどうしたかって?

俺だって知らん!ずっと見てたわけではないので知らん!

だってスタートラインのQちゃんを観にいってたんだもん!

Qちゃん細かった。後姿がかわいかった。前から見てもまあまあかわいかった。


準備運動やら何やかやしてるとすぐにフルマラソンの集合時間になった。

俺は特に緊張することも無くスタートのEブロックへ。

ブロックはAからGまで自己申告した予想タイムによって振り分けられる。

俺は5時間ぐらいの申告だったのでEブロックになった。

スタートライン方向ではQちゃんが選手を盛り上げてくれていたがEブロックでは遠くてよくわからない。


Qちゃん:「みなさーん!用意はいいですかー?」


Eブロック:「おっおー。。。。」

Aブロック付近は大きな声が聞こえていたがEブロック周辺は微妙な雄たけびだった。


スタートまでの秒読みが始まって何となく気分も高揚してきてやる気満々になってきた時にスタートの号砲がなった。

守口をスタートし枚方方面に向かって走る。

すぐに前に出たい気持だったがたくさんのランナーで渋滞していてそんな隙間は無い。

みんなおしゃべりしながらゆっくりフルマラソンがスタートした。


しばらくゆっくりのペースで進んだが3キロを過ぎたあたりから前に出る隙間が開き始めた。

ランナーのゼッケンには名前、番号と一緒にブロックが記入してある。

Eブロックの俺はDCのゼッケンを求めて前に前に進んで行った。

何だか体が軽かった。

俺は隙間を見つけては前に出た。

すぐに周りにはDCのゼッケンのランナーが多くなった。


10キロ地点で57分、ここで最初の折り返しだ。

折り返し地点には近所の人たちが応援してくれていた。

ここまでの間にも地元中学生のブラスバンド応援などもあった。

しかしほとんどは河川敷のコースだけに応援があるわけでもなく、そこにいる人々は野球やサッカーなどを楽しんでいる人たちやのんびりと釣りをしている人ばかりだ。

ランナー達はただ黙々と走るのみである。

大阪マラソンの沿道ならずっと応援の人がいるのだろうな。

しかし今走っているのは淀川市民マラソンなのだ、地味なのだ。


コースの給水所では必ず水を飲んだ。

かなり気温が上がっていたので水だけは必ず飲むようにした。

給水所には水と共に、みかん、バナナ、塩タブレットなどが置いてあった。

スポーツドリンクも欲しいところだが無いものは仕方ない。

一応、淀川市民マラソンは「おもてなし日本一」を目指しているらしい。


20キロ地点で1時間52分。

20キロ地点はスタートした場所に戻ってくることになる。

ここを通り過ぎ、今度は大阪方面に向かい十三を過ぎ塚本で折り返すことになる。

さすがにスタート地点には応援の人が多い。

走り終えたハーフのランナーもいるようだ。

「後半分、がんばってー!」「いいペース!サブフォーいけるぞ!」

うふふ、サブフォー行っちゃうかも~いひひひひ~!

かなり疲れてきていたが、応援の声で元気をもらって再びペースが上がった。

いひひひひ~!